「彼とは何度かデートをしていました。デート中、少しだけ気になることがありました。押しボタンのあるタイプの信号を渡る際、必ずボタンを押すんです。エレベーターに乗った時、同じ階のボタンを何度も押していました。そういった行動も、最初は気に留めている程度でした。
>>どんなプレイも当たり前のように~女がドン引く瞬間~<<
彼の家に初めて行った時。夜、ベッドに2人で入ったんですね。服を脱ぎ、裸になったところで、彼が私の胸を凝視するんです。そして、乳首をポチッと指で押しました。行為中、しばらく同じような行動を取っていました。きっと彼の癖なんだろうなと思いました」
初めて結ばれた日から、次のデート。梨沙さんは、告白を受ける気持ちで臨んだそうなのだが、問題はそこで起きた…。
「彼と駅のホームで電車を待っていたんです。すぐ近くに、『非常停止ボタン』があったんですね。すると彼が、そのボタンに向けて人差し指を近付けていくんです。噓でしょ…と思いました。
ダメっ…と思った瞬間でした。“何してるんですか!”と駅員さんに腕を掴まれ、止められていました。間一髪。彼はそのあと駅員室に連れて行かれ、しばらく帰ってきませんでした。付き合ってはいけない人かもしれないと思い、それから連絡も取らなくなりました。彼はボタンを見ると、ポチッと押したくなる性癖かもしれません」
本能的な欲求から、行動を制御できなくなることもある。それが危険を伴うものであれば、見逃すことはできない。押すのは彼女の乳首まででやめておくべきだったろう。
写真・Tim Regan