短すぎるベッドタイム～女がドン引く瞬間～

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　仕事が忙しいのは喜ぶべきことだが、交際相手に時間が割けなくなってしまうこともある。沙良さん(仮名・27歳)の彼もいつも忙しいと飛び回っていたそうだが、そこには別の理由があったのだとか。

　「彼は会社を経営していて、私と付き合い始めたころは会社を立ち上げたばかりで、かなり忙しくしていました。彼が私の家に初めて来てくれた時です。ゆっくりお酒を飲んでいたので、泊まっていってくれるんだと思いました。そして、2人で初めてベッドへ…。

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　抱き合ってキスをして、いよいよというとき、彼が“終電がヤバい”と言ったんです。“明日早くて帰らないといけない”と言うので、慌ててその先に進みました。ほんの数分でしたね。ただ、それだけでも私は満足でした」

　彼は仕事が忙しく、しばらくそんな状態が続いたそう。すると、ついに彼女の不満が爆発する出来事が起きる。

　「私の誕生日です。彼の家で過ごし、ベッドに入った時でした。また、“仕事で出なければいけない”と言うんです。そして、サッと行為を済ませて出て行ってしまいました。さすがに引きましたよ。
私が別れを持ちかけると、ようやく彼が時間を作ってくれました。2人で旅行に出かけたんです。夜はもう邪魔するものもありません。ところが、彼がずっとテレビを見ていて、ベッドに行こうとしないんですね。そこで私の方から抱き付きました。

　彼が、“待って待って”と慌てた様子。私は彼の下腹部をまさぐりました。すると、彼が“あっ”と言って、果ててしまったんです。そこで気付きました。彼は早漏だったんですね。だから何かと理由をつけて、早く終わらせようとしていたんです。とは言え、私もそんなことで彼への気持ちは冷めません。今は折り合いをつけて、仲良く過ごしています」

　プライドが邪魔をして、彼は真実を伝えることができなかったのだろう。しかし、その程度で関係が終わるようであれば、どっちにしろ長くは続かない。隠すことではないのだ。

写真・chb1848