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阪神・西の投球に「ちゃんとミーティングしてる?」 敗戦招いた連続被弾に球界OBが苦言も、本人は反省の色を見せず?

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 元プロ野球選手の笠原将生氏(元巨人)が、9月30日に自身のツイッターに投稿。阪神のプロ13年目・30歳の西勇輝の投球に苦言を呈した。

 >>球界OBが梅野の軽率配球を批判も「ケチつけるのはそこじゃない」の声 直前の守備ミスの方が致命的だった?<<

 西は同日の広島戦に先発登板したが、「6.1回4失点・被安打7」と勝ち負けつかずで降板しチームも「4-5」で敗戦。4失点のうち3失点は、広島・鈴木誠也に2打席連続ホームラン(2回表の31号ソロ、4回表の32号2ラン)を浴びて喫している。

 笠原氏は西が鈴木に32号2ランを浴びた数分後の午後7時12分、自身のツイッターに「同じバッターに2打席連続ホームラン打たれるってちゃんとミーティングしてるの?」と投稿。第1打席で被弾しているにもかかわらず、第2打席でも同じ結果を招いたことを問題視した。

 笠原氏の投稿を受け、ネット上には「確かに第1打席も2打席も打たれたのは高めに浮いた変化球だった」、「2本目を打たれて無ければ『4-3』で勝ってた計算だからつくづくもったいないな」、「配球や攻め方変えて打たれたなら鈴木が一枚上手だったって言えるけど、同じような球を捉えられてるからあまり擁護できない」といった同調の声が寄せられている。

 一方、「それまでは鈴木をそれなりに抑えてたから、その分油断が生じたんじゃないか」、「『これまで通りに投げればいい』って感じで対策を怠っていた可能性もあるのでは」、「ここまでの後半戦を見るに、シンプルに疲れが溜まってきてるって説もない?」と、同じミスを繰り返した理由を推測するコメントも複数挙がった。

 「30日の試合で鈴木に2本のホームランを浴びた西ですが、同戦前時点の今季対戦成績は『.231・1本・4打点』と打率2割台前半に抑え込んでいました。そのため、鈴木に対して苦手意識を持っていなかったことで心に隙が生じたことが投げミスにつながったのではとみているファンは少なくありません。また、今季の西の防御率が前半戦は『3.19』だった一方、後半戦は同戦前時点で『5.52』と2点以上悪化していることから、体に疲労がたまりボールを操れなくなってきているのではないかという見方も散見されます」(野球ライター)

 試合後に放送された『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)では、番組に出演した野球解説者・齊藤明雄氏(元横浜)からも「緩急をつけようとしてるボールが全部高い」と制球の乱れを指摘されている西。本人は試合後に「初回からとにかく腕を振っていくと決めていました。その中で坂本がいいリードをしてくれました」とバッテリーを組んだ坂本誠志郎に感謝を述べた一方、鈴木からの2被弾については特にコメントしたとは伝えられていないが、今回の投げミス連発をどう考えているのだろうか。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
笠原将生氏の公式ツイッターより
https://twitter.com/shoki_____

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