齊藤明雄
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スポーツ 2021年10月01日 15時30分
阪神・西の投球に「ちゃんとミーティングしてる?」 敗戦招いた連続被弾に球界OBが苦言も、本人は反省の色を見せず?
元プロ野球選手の笠原将生氏(元巨人)が、9月30日に自身のツイッターに投稿。阪神のプロ13年目・30歳の西勇輝の投球に苦言を呈した。 >>球界OBが梅野の軽率配球を批判も「ケチつけるのはそこじゃない」の声 直前の守備ミスの方が致命的だった?<< 西は同日の広島戦に先発登板したが、「6.1回4失点・被安打7」と勝ち負けつかずで降板しチームも「4-5」で敗戦。4失点のうち3失点は、広島・鈴木誠也に2打席連続ホームラン(2回表の31号ソロ、4回表の32号2ラン)を浴びて喫している。 笠原氏は西が鈴木に32号2ランを浴びた数分後の午後7時12分、自身のツイッターに「同じバッターに2打席連続ホームラン打たれるってちゃんとミーティングしてるの?」と投稿。第1打席で被弾しているにもかかわらず、第2打席でも同じ結果を招いたことを問題視した。 笠原氏の投稿を受け、ネット上には「確かに第1打席も2打席も打たれたのは高めに浮いた変化球だった」、「2本目を打たれて無ければ『4-3』で勝ってた計算だからつくづくもったいないな」、「配球や攻め方変えて打たれたなら鈴木が一枚上手だったって言えるけど、同じような球を捉えられてるからあまり擁護できない」といった同調の声が寄せられている。 一方、「それまでは鈴木をそれなりに抑えてたから、その分油断が生じたんじゃないか」、「『これまで通りに投げればいい』って感じで対策を怠っていた可能性もあるのでは」、「ここまでの後半戦を見るに、シンプルに疲れが溜まってきてるって説もない?」と、同じミスを繰り返した理由を推測するコメントも複数挙がった。 「30日の試合で鈴木に2本のホームランを浴びた西ですが、同戦前時点の今季対戦成績は『.231・1本・4打点』と打率2割台前半に抑え込んでいました。そのため、鈴木に対して苦手意識を持っていなかったことで心に隙が生じたことが投げミスにつながったのではとみているファンは少なくありません。また、今季の西の防御率が前半戦は『3.19』だった一方、後半戦は同戦前時点で『5.52』と2点以上悪化していることから、体に疲労がたまりボールを操れなくなってきているのではないかという見方も散見されます」(野球ライター) 試合後に放送された『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)では、番組に出演した野球解説者・齊藤明雄氏(元横浜)からも「緩急をつけようとしてるボールが全部高い」と制球の乱れを指摘されている西。本人は試合後に「初回からとにかく腕を振っていくと決めていました。その中で坂本がいいリードをしてくれました」とバッテリーを組んだ坂本誠志郎に感謝を述べた一方、鈴木からの2被弾については特にコメントしたとは伝えられていないが、今回の投げミス連発をどう考えているのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について笠原将生氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/shoki_____
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スポーツ 2021年06月15日 17時00分
広島・佐々岡監督の采配に球界OBが苦言「同点までは投げさせないと」 薮田は続投させるべきだった? 復活の足掛かりになると持論
野球解説者の大矢明彦氏(元横浜監督)、齊藤明雄氏(元横浜)が、14日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。広島・佐々岡真司監督の采配に苦言を呈した。 今回の番組で大矢氏と齊藤氏は、同日に行われ広島が「2-3」で敗れた広島対西武の一戦を解説。その中で、「2-1」と広島1点リードの5回表に佐々岡監督が行った継投策を問題視した。 広島は4回まで先発・薮田和樹が西武打線を1点に抑えていたが、5回に2死一、二塁とピンチを招く。これを受けた佐々岡監督はここで薮田を降ろし2番手・コルニエルを送り込むが、コルニエルは森友哉にタイムリーを浴び裏目に。これで同点に追いつかれた広島は、6回に続投したコルニエルが勝ち越し点を奪われそのまま試合に敗れている。 敗戦を招く形になったこの継投策について、大矢氏はまず「5回が投手(へ)の四球から始まったのが一番大きかったと思う」と発言。薮田は5回1死から西武2番手・佐々木健に四球を与えているが、佐々岡監督はこの四球を見て代え時と判断したのではと推測した。 ただ、大矢氏は続けて「(薮田を)なんとか一本立ちさせたいのなら、少なくとも同点までは投げさせないと、『この次こそ』という気持ちを持って降ろさなきゃいけない。今日の降ろし方だと『何もなくダメだった』で終わってしまうので、非常にもったいない代え方をしたと思う」とコメント。薮田はこの試合が今季初登板・初先発だったが、先発の一角として運用したいのなら我慢して続投させるべきだったと指摘した。 大矢氏の後に話を振られた齊藤氏は「(薮田は)5回にもしやられた(失点した)としても、本人は『いけるところまでいった』と納得する感じになると思う。(でも)中途半端に代えられると、『信用されてないんだな』と(思ってしまう)」と、今回の早期降板は薮田のモチベーションにも関わってくるのではと主張。また、「次の登板でもっと重圧がかかって、四球(や被安打)が増えてくるんじゃないか」と、次回登板で予想される悪影響についても語った。 >>広島・佐々岡監督に「最低最悪の愚策」ファン激怒 セオリー無視の奇策で得点機を台無しに、野手より投手を優先した狙いは<< 両氏の発言を受け、ネット上には「確かにせめて追いつかれるまでは続投で良かった」、「3、4回は四球で招いたピンチを併殺で切り抜けてたし、5回も何とか粘れる可能性はあったと思う」、「薮田は過去にタイトルも獲得した実力者だから、首脳陣はもう少し信用するべきだったのでは」といった反応が多数寄せられている。 一方、「そんな薮田を優先するような余裕なんか無いだろ、ただでさえチームは連敗続いてるのに」、「2017年の薮田ならともかく、今の薮田にはそこまで信用するような価値は無い」、「佐々岡監督は四球続きで炎上の気配を感じたから代えただけだろ、後続が打たれたのは結果論」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「プロ入りした2015年から広島でプレーする28歳の薮田は2017年に15勝を挙げ最高勝率(.833)を獲得するも、翌2018年から昨季までは計3勝と不振が続いている投手。今季も二軍で『7登板・1勝3敗・防御率4.60』と苦戦する中で14日に一軍先発の機会が巡ってきましたが、大矢氏、齊藤氏は多少失点に目をつぶってでも続投させた方が復活につながるのでは考えたようです。ただ、薮田の現状やチームが14日試合前時点で7連敗中(2引き分け含む)ということなどを踏まえて、早期降板は間違いではなかったと異を唱えているファンも少なくありません。なお、佐々岡監督は試合後『チーム状況も状況だし、なかなか点が取れていない中で、これはこっちが薮田の勝ちよりチームが勝つための選択をした』と、チームの勝利を最優先に早期降板を決断したと語っています」(野球ライター) 試合後に即二軍降格が決まった薮田は、「無駄な四球と、自分の今の信頼度があそこ(での交代)だと思う」と反省の弁を口にしたことが伝えられている。14日の試合と今後の二軍再調整を糧に、2017年の投球を取り戻すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月02日 19時30分
DeNA・三浦監督に「大輔辞めろって」チームOBが苦言 サヨナラ機で犯していたミスをズバリ指摘、ファンからは賛否の声
野球解説者の高木豊氏(元横浜他)、齊藤明雄氏(元横浜)が、1日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。DeNA・三浦大輔監督に苦言を呈した。 3月26日の開幕戦から同月31日まで白星がなく、1日のヤクルト戦も「11-11」と引き分けに終わったDeNA。今回の番組で高木氏と齊藤氏は、9回裏の三浦監督が“無策”だったことを問題視した。 >>元横浜・高木氏、DeNAバッテリーに激怒「納得いかない」 敵選手からも見抜かれていた? 敗戦を招いた配球に「やむを得なかった」の声も<< 「11-11」と同点で迎えた9回裏、DeNAは1死から関根大気がヒットで出塁したが、後続の牧秀悟、佐野恵太が打ち取られサヨナラはならず。この場面について高木氏は「(関根が出塁した時点で)ベンチに神里(和毅)、宮本(秀明)っていう足のスペシャリストがいるんですよ」、「相手からすると神里は走る、宮本は(足が)一番速いみたいな(選手)、(だから代走に送って)プレッシャーかけてると違った形になったのかなっていう(印象がある)」と、三浦監督は関根に代走を出すべきだったと主張した。 高木氏に続いて、齊藤氏も「(代走を出せば)石山の方もクイックや牽制をしたりしなきゃいけない(状況になっていた)」、「(DeNA側は石山に)バッターの方に7割、走者の方に3割神経をやらなきゃ(割かせないと)いけない。見てると(石山は)バッターオンリーでいっている(打者だけを意識している)ような投げ方(だった)」とコメント。ヤクルト守護神・石山泰稚は一塁走者の関根を気にするそぶりを見せていなかったため、代走策で揺さぶりをかけた方がよかったのではと指摘した。 齊藤氏が話し終わった後、「(今季は)9回で打ち切りなので、そこらへんは惜しみなく使ってもよかった」とさらに続けた高木氏。「勝てなかったら言われますからね、大輔辞めろって」と、ファンも不満を募らせているのではと推測していた。 今回の放送を受け、ネット上には「確かに代走送って石山に圧力をかけるのはアリだった」、「代走出して『盗塁仕掛けるぞ』って思わせたら牽制ミスとか誘えたかもしれない」、「開幕から未勝利が続いてるから、『何としても勝ちに行く』っていう采配を見せてほしかった」といった反応が多数寄せられている。 一方、「神里や宮本出すべきとか言ってるが盗塁成功率知ってるのか、適当なこと言うな」、「関根を含めて全員成功率7割以下だから、下手に動かなかったのはむしろ正解ではないか」、「後続のクリーンナップを信用して託したんだろ、考えも無しに策を打たなかったわけがない」といった否定的な声も複数見受けられた。 「高木氏、齊藤氏は関根に神里や宮本といった代走を送るべきだったと主張していますが、この3名の通算盗塁成功率は関根が『.625』、神里が『.649』、宮本が『.500』。なお、盗塁成功率は一般的に7割を切ると得点期待値が下がると言われるため、仮に代走を出していても劇的な効果は見込めなかったと考えているファンも少なくないようです。また、関根出塁後のDeNA打線は牧、佐野、宮崎敏郎とクリーンナップを迎える打順だったため、三浦監督は代走策よりも後続打者のバットに懸ける方を選んだのではという見方もされています」(野球ライター) 同戦後に「勝てないのは全て監督の責任」と選手たちをかばったことが伝えられている三浦監督。2日からは開幕3カード目・広島戦に突入するが、なかなかつかめない今季初勝利を手にすることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月20日 17時00分
阪神・藤浪、162キロ達成の理由は“左足”にアリ? 歴史的な投球をOBが称賛、佐藤氏は「膝を地面から垂直方向でなく…」と分析
19日に行われた阪神対ヤクルトの一戦。試合は「1-1」で両チーム引き分けとなったが、試合結果以上に話題となったのが阪神・藤浪晋太郎の「162キロ」だった。 同戦の7回表に3番手として登板した藤浪は、中村悠平、西浦直亨、松本友から三者連続三振を奪い1イニングをピシャリ。このうち、3人目の松本に投じた2球目で自己最速、そして球団史上最速となる162キロをマークした。 球速が電光掲示板に表示された直後、甲子園球場のスタンドから大きなどよめきが起こった藤浪の162キロ。試合後、本人は「いいボールだったと思います。腕を振りに行ったボールでしたし、出たこと自体はいいと思う」と手応えを口にしている。 >>阪神・藤浪に「来年先発に戻って」片岡氏が先発再転向を主張「後ろの投手はクイックや…」リリーフの弊害を指摘も賛否<< 藤浪の162キロについて、複数の球界OBが出演するTV番組やメディア上で分析している。同日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演した元横浜・齊藤明雄氏は、番組内で「普段より(右腕を)トップの位置から振り下ろすまでの力、力感(が抜けており)、体に腕が巻き付く投げ方をしていた」とコメント。右腕の力をいい意味で抜き、体に巻き付くほどしならせて振ったことで球に伝わる力が大きくなったのではと推測した。 元阪急・佐藤義則氏は、20日の『デイリースポーツ』(株式会社デイリースポーツ/電子版)の記事内で「左足を上げる時、膝を地面から垂直方向でなく、軸足(右足)よりもさらに右、左腰をひねるような感じで中堅方向へ上げている」と、左足をひねりながら上げ着地させるまでのタメを作ったことで上半身に力が十分に伝わったと指摘。また、「工夫や鍛錬で、さらにスピードを上げられる可能性がある」と、今後の取り組み次第ではさらに球速は伸びるとの見方も示した。 両氏の分析を受け、ネット上には「確かに映像見返したら振り終わりの右腕が軸足の後ろまで到達してた」、「左足を上げる時膝から下を後ろに曲げてたけど、あれで遠心力が加わって球速が増したってことか」、「今のフォームは上半身と下半身が噛み合った理想的なフォームなのかな、昨日はフォークも150キロ近く出てたし」といった反応が多数寄せられている。 「2012年ドラフトで1位指名を受け阪神に入団した26歳の藤浪は、翌2013年から2015年まで3年連続で2ケタ勝利をマーク。しかし、7勝に終わった翌2016年から成績が低迷し、昨シーズンはプロ入り後初の未勝利に終わりました。この不振からの脱却に向け、2019年オフの秋季キャンプや翌年の春季キャンプでは山本昌臨時コーチの指導のもと、手首の立て方などを矯正。また、オフ期間には投球フォームの動作解析も行うなど様々な取り組みを行いました。162キロ達成には、こうした取り組みも活きているのかもしれません」(野球ライター) 試合後、矢野監督も「どんどん速い球を投げて勝負していってもらえたら」と評価した藤浪。NPB記録は日本ハム・大谷翔平(現エンゼルス)が2016年のポストシーズンにマークした165キロだが、この記録に肩を並べる日も近いのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月13日 17時00分
巨人・原監督の采配にファン大ブーイング 松原の強攻策でミス連発、大矢元監督は「能力的に足りない」
元横浜監督・大矢明彦氏と元横浜・齊藤明雄氏が、共に12日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。巨人のプロ4年目・25歳の松原聖弥のプレーに苦言を呈した。 今回の番組で両氏は、同日に行われ巨人が「2-3」で敗れた中日戦について解説。その中で、同戦に「2番・右翼」で先発した松原の打撃に言及した。 両氏が問題としたのは、「2-3」と巨人1点ビハインドの8回表無死一塁で迎えた松原の第3打席。一塁ランナーが得点圏に進めば後続のクリーンナップで同点・逆転が狙える場面だったが、松原は中日3番手・祖父江大輔がカウント「1-1」の3球目に投じた外角のストレートを引っかけ三ゴロに。ランナーを進められず、結局この回は無得点に終わった。 番組に生出演した大矢氏は、松原のプレーについて「外に逃げていくようなボールを打って三ゴロ(だから)、『これだったら(今後が)楽しみだ』というの(内容)がない」とバッサリ。続けて、「追い込まれてないのに(逆方向に)打たざるを得ないのは、(打者としての)能力的に足りないなっていうふうに(感じる)」と、打球を引っ張って進塁打にできなかった点に苦言を呈した。 同じく番組に生出演した齊藤氏は、大矢氏に続いて「(最低でも打球を)引っ張って、ランナーを1アウトでいいから二塁に進めたい場面。松原はまだ野球の流れを考えることができてないのかなという感じはある」とコメント。今回のプレーを見る限り、松原にはまだ状況判断力が十分に備わっていないと指摘した。 今回の放送を受け、ネット上には「次打者からはクリーンナップなのに何で無理やり打ちに行ったのかは疑問」、「打つにしても三塁は一番ダメな方向、一塁、もしくは一二塁間を狙って打たなきゃいけなかった」、「状況判断がしっかりできないといつスタメン外されるか分からないぞ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「1回失敗してるのに再び強攻させた原監督が悪い」、「そもそもバントじゃダメだったのか?点差離れてるなら強攻も分かるが」といったコメントも複数見受けられた。 >>巨人・原監督「来なくていいよ!」森野氏の挨拶に激怒?“塩対応”の裏に隠された真意は<< 「今回8回表の強攻が物議を醸している松原ですが、実は3回表無死一、二塁の第2打席でもバントをせずに打ちにいき結果併殺でチャンスをつぶしています。序盤で1度強攻策が失敗したのに終盤で再度同じ轍を踏んだのは、バントを指示しなかった原監督の采配ミスではないかと考えているファンも少なくないようです。なお、原監督は3回の強攻策については『二塁走者が普通の(野手の)ランナーであるならばバントも考えられるところ』と二塁ランナーが投手・桜井俊貴だったことが理由だったと語っていますが、8回の強攻策については特に理由を明かしていません」(野球ライター) 同戦は2回表にウィーラーの遊ゴロ、大城卓三の犠牲フライで2点を挙げたものの、タイムリーはなかったためこれで22イニング連続タイムリーなしとなった巨人。優勝マジックは「12」とリーグ2連覇はほぼ確実な情勢だが、来たる日本シリーズへ向けては不安を露呈した形になったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月06日 20時30分
巨人・桜井の被弾、個人の不調では済まされない事態に?「去年みたいにまた…」ファンの懸念が相次いでいるワケ
5日に行われた巨人対阪神の一戦。試合は「6-1」で阪神が勝利したが、同戦に先発した巨人・桜井俊貴の投球がネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-1」と同点で迎えた5回裏の投球。ここまで1失点と試合を作っていた桜井は2死までは難なく奪うが、ここで迎えた糸井嘉男に四球。さらに、続く大山悠輔にもカウント「0-2」とボールを先行させると、ストライクを取りに行った3球目が甘めのコースに行ったところを捉えられ、勝ち越しとなる24号2ランを被弾した。 結果的のこの2点が決勝点となりチームは敗れ、桜井にも今シーズン3敗目が記録される。また、桜井が被弾を許したことで、それまで24本でセ・リーグ本塁打ランキング単独トップだった同僚・岡本和真も大山に並ばれることとなった。 >>阪神首脳陣に「いらんことせん方がいい」 岡田元監督が苦言も、「1点でも多く取りに行くのは当然だろ」反発相次ぐ<< 桜井の投球を受け、複数の球界OBが出演するTV番組やメディア上でコメントしている。同日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演した元横浜・齊藤明雄氏は、番組内で「岡本と本塁打王争いをしている打者に対してボールが先行。そしてカウントが苦しくなってストライクに力いっぱい投げて、力いっぱい弾き返されている。(結果的に)打たれちゃいけない打者に打たれてしまっている」とコメント。大山に対してボールを先行させたことで、結果的に自分の首を絞めることになったと苦言を呈した。 元巨人・黒江透修氏は、6日の『SANSPO.COM』(株式会社産経デジタル)の記事内で「五回2死から決して調子がいいとはいえない糸井を、追い込んでから歩かせた。嫌な予感は当たるもので、続く大山に2ボールから一発を浴びた。そこまで悪いピッチングではなかっただけに、もったいない」とコメント。前打者の糸井を歩かせた時点で大山に打たれそうな雰囲気が出ていたと指摘した。 同戦の桜井に対しては、ネット上にも「四球で勝手に追い込まれて、苦し紛れに投げたストライクがホームラン。絵に描いたような失点だった」、「試合的にもタイトル争い的にもマイナスの被弾でしかない」、「ボールを先行させた時点で割り切って大山も歩かせて、その後の原口(文仁)と勝負した方が良かったのでは?」といった反応が多数寄せられている。 一方、「この一発が岡本の本塁打王を邪魔しそうでならない」、「去年みたいにまた自軍の本塁打王を阻止するのか」といったコメントも複数見受けられた。 「2015年のドラフトで1位指名を受け巨人に入団した26歳の桜井は、昨シーズン主に先発として8勝を挙げチームのリーグ優勝に貢献した投手。ただ、その一方で昨年43本を放ち本塁打王に輝いたDeNA・ソトに、対戦投手の中ではワーストとなる3本塁打を献上。この3本がなければ40本で2位だった同僚の坂本勇人には同時受賞のチャンスがあったため、『桜井が坂本を逆アシストしてしまった』という声もありました。今シーズンの桜井はここまで『2勝3敗・防御率4.89』と黒星が先行し、被本塁打数もチームワーストの『12』。今回大山にホームランを打たれたことを踏まえても不調に陥っていることは明白ですが、この不調が自身の評価だけでなく岡本のタイトルにも悪影響を及ぼすことになるのではと危惧しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 試合後には原辰徳監督も「子どもちゃんが野球をやっているようなもの」と苦言を呈したことが伝えられている桜井。被弾したこと自体に加え、打たれた相手が大山だったことにも不満を抱いているファンは多いようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月27日 19時30分
広島・野間に「学習能力が無い」ファン呆れ 齊藤氏も苦言「無理に狙わなくても」、チャンスを潰す走塁ミスに批判相次ぐ
元横浜で野球解説者の齊藤明雄氏と元楽天監督で野球解説者の田尾安志氏が、共に26日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。広島のプロ6年目・27歳の野間峻祥のプレーに苦言を呈した。 >>前代未聞のホームランにファン驚愕! 広島・西川も参考に? 巨人・丸が取り入れた「苦肉の策」<< 同日のDeNA戦に「1番・中堅」でスタメン出場した野間は、「4打数2安打」をマークするなど打撃では活躍。しかし、「3-2」と広島1点リードの8回裏、二塁ランナーとして出塁していた1死二塁の場面でDeNA・パットンが投げる前に三盗狙いで塁を飛び出し、挟殺プレーでアウトになる走塁ミスを犯している。 番組に生出演した齊藤氏は、野間のミスについて「3番、4番とクリーンナップに回る(場面)。野間の足ならバットで(本塁に)かえってこれるから、三塁を無理に狙わなくても良かった」と指摘。この場面の広島は3番・堂林翔太、4番・鈴木誠也、5番・松山竜平と打順がクリーンナップに回るため、三盗をしてもしなくても得点の期待値はあまり変わらなかったのではと指摘した。 齊藤氏は続けて、「大事なポイントのところで(選手が)こういうミスをすると、(チームも)上位を狙うのは苦しくなってくる」とコメント。今回のようなミスは試合の流れ、ひいてはチームの順位にも影響を及ぼしかねないと主張した。 番組に電話で生出演した田尾氏は、齊藤氏の後に話を振られた際に「パットンの癖を見抜いていたのだろうが、スタートするタイミングがちょっと早過ぎた」と発言。野間はパットンの投球や牽制を研究していたと推測した上で、スタートを切るタイミングを誤ったのではとした。 両氏が苦言を呈した野間のミスについては、ネット上にも「クリーンナップを迎えた場面なんだから無理して走る必要は無かった」、「ほんと学習能力が無いな、緒方に殴られて問題になったこともあるのに」、「久しぶりのスタメンでこんなミスやってるようじゃ、いくら打ってもレギュラー定着は無いだろうな」、「西川離脱で本人的にはチャンスなんだから、もう少し気合い入れてプレーしてほしい」といった反応が多数寄せられている。 「2014年ドラフトで1位指名を受け広島に入団した27歳の野間は昨シーズンまでに『.259・8本・75打点・256安打・50盗塁』をマークしたものの、今シーズンはここまで代走・守備固めが中心の外野手。外野レギュラーの一角・西川龍馬がコンディション不良で26日に抹消されたことに伴い、同戦で16試合ぶりにスタメン起用されましたが、もったいないミスで批判を浴びる結果になりました。野間はこれまでにも走塁ミスで度々物議を醸しており、昨シーズンにはミスが原因で当時の緒方孝市監督に殴打され球界に波紋が広がったことも記憶に新しいところ。年齢も27歳ともう若手とは呼べない域に達しているため、そろそろ学習しないといつまでもレギュラー定着できず、結果的に今後のキャリアにも悪影響を及ぼす可能性は高いと言わざるを得ません」(野球ライター) 広島は同戦を「4-2」と僅差でものにしたが、試合の流れを相手に明け渡す可能性もあった野間の走塁ミス。西川不在の間に立場を確立するためには、数年来のミスをどう減らしてくかという点も重要になりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月27日 19時30分
DeNA・山崎に「二軍に落とせ」ファン激怒 元横浜・齊藤氏も苦言、まさかの背信投球が続くワケは
元大洋・横浜(現DeNA)で野球解説者の齊藤明雄氏が、26日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。DeNAの守護神・山崎康晃について言及した。 今回の番組で齊藤氏は同日のDeNA対広島戦について複数選手の名を挙げながら解説。その中で、1点リードの9回に登板するも「1回5失点・被安打3・被本塁打1」と大炎上し敗戦投手となった山崎に苦言を呈した。 昨シーズンは「61登板・3勝2敗30セーブ・防御率1.95」で最多セーブのタイトルを獲得したが、今シーズンは同戦を含め「12登板・0勝3敗6セーブ・防御率8.74」と不振に陥っている山崎。その山崎について、齊藤氏は「ツーシームの落ちが悪いし、ストレートの走りも悪い」と本来の投球とは程遠いとバッサリ。 また、投球時に左足を上げる際にスピードや躍動感がないことも気になるとした上で、「コントロール(重視)で球を落とそうとする意識がありすぎるのかなと(思う)」と推測した。 番組内では同戦の投球映像と昨シーズンの投球映像の比較もされたが、齊藤氏は「昨年の(状態が)いい時は左足を上げて(右足)一本で立った時に躍動感、スピード感があったけど、(今年は)それが全くない」とコメント。左足の動きがゆっくりし過ぎていることで、前方に踏み出す幅、いわゆる“ステップ幅”が広くなりすぎているのではないかと指摘した。 昨シーズンのような速さで左足を上げれば、その分ステップ幅も小さくなるとした齊藤氏。「ステップ幅を小さく(して)クロスステップすると、体の回転が良くなってボールを強くたたけるのかなという感じがする」とアドバイスを送っていた。 >>元巨人・上原氏も「いい気しない」 DeNA・ラミレス監督の“山崎交代”にファン・OBから苦言、本人の弁明も物議<< 今回の放送を受け、ネット上には「確かに今日はツーシームの落ちがことごとく甘かったな」、「ストレートの制球が定まらないからツーシーム頼りになって、そのツーシームも落ちないから痛打される負の連鎖だった」、「テンポよく投げることを心がければ、自然とステップ幅が狭くなって復調するかもしれない」といった反応が多数寄せられている。 一方、「体重が重くなった分、左足を上げる時のスピードも失われているのでは」、「とりあえず痩せない限りは現状から良くなることはないと思う」といったコメントも複数見受けられた。 「今回やり玉に挙げられている山崎は、開幕前の練習試合が行われた6月初旬ごろから『昨シーズンに比べて太った?』という声が多数寄せられています。ネット上には一ファンが作成したと思われる昨年以前の体型と今年の体型を比較した画像が出回っており、投球映像を見る限りでもお腹周りや顔周りが丸みを帯びた印象です。本当に体重が増加したのか、本当ならなぜ増加したのかについては報道などでは特に伝えられていませんが、ファンの間では『コロナによる自粛期間の影響でうまく調整ができなかったのでは?』との見方もあります」(野球ライター) 試合後の報道では、チームを率いるラミレス監督が山崎について「気持ちをリセットしてまた次戦から準備してもらえれば」と語ったことが伝えられている。ただ、山崎が既に3敗を喫していることもあり、一部からは「体絞らせるために二軍に落とせ」との反発の声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月10日 18時30分
中日・岡田に「二軍落ちにしていい」の声 相次ぐ背信投球が議論に、元横浜・齊藤氏は「ねじ伏せようという意思が強すぎる」と指摘
元横浜・ロッテ一軍投手コーチで野球解説者の齊藤明雄氏が、9日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に電話で生出演。番組内での発言をきっかけに、ネット上の中日ファンの間で議論が巻き起こっている。 >>中日・与田監督に「最低の采配」ファン激怒無計画な選手起用で自滅、本人も「完全に僕のミス」と猛省<< 番組内で齊藤氏は、同日に行われた中日対ヤクルトの一戦を解説。同戦は「8-6」でヤクルトが勝利しているが、齊藤氏は両チームから複数の選手の名前を挙げて解説した。 議論のきっかけとなったのは、中日の抑え・岡田俊哉の投球についての発言。同戦で岡田は1点リードの9回表に登板するも、「0.1回4失点・被安打3・四球2」と炎上し敗戦投手に。この投球について齊藤氏は「ボール自体はそんなに悪くないと思うが、勝負どころでの高さ・コースが甘すぎる」、「力でねじ伏せようという意思が強すぎる感じがする」とバッサリ。打者への意識が強すぎるあまり、力みが生じて制球が甘くなっていると苦言を呈した。 押し出し四球で決勝点を献上した7日の試合に続く背信投球となってしまった岡田に、本来の調子ならこのような投球をすることは考えづらいと口にした齊藤氏。「もう少しボールにスピンをかけて、低めを意識することが大事」と低めへの丁寧な投球を心がけてほしいと語る一方、このまま不振なら配置転換もあるのではと危惧していた。 齊藤氏の発言を受け、ネット上には「青木(宣親)にツーベース打たれてから一気に制球がおかしくなった」、「チームが逆転した直後の炎上だから相当印象悪い、すぐにでも配置転換や二軍落ちに踏み切っていいレベル」、「抑えに向いてないんじゃないか?昔みたいに中継ぎに回った方がいいよ」といった岡田への厳しい声が多数寄せられている。 一方、「岡田はもちろん悪いけど、それ以上に7日の時点でスパっと配置転換せずに使う与田監督の方が悪いと思う」、「1度決めた抑えを簡単に外したくないのかもしれないが、それで勝てる試合を落としていては本末転倒」、「岡田より安定してる投手は何人かいるのに、なんで岡田に固執するのかが分からない」と、与田剛監督に責任があるとするコメントも複数見受けられた。 「今回やり玉に挙げられた岡田は、元々は抑えではなくセットアッパーやビハインド時の登板といった役割を務めていた投手。昨シーズン途中、抑えのR.マルティネスがキューバ代表として国際大会に出場するため一時離脱した影響で抑えを任されるようになりました。ただ、今シーズンはR.マルティネス(防御率1.13)が健在で、他にも祖父江大輔(同0.84)、福敬登(同0.00)といった安定感のある中継ぎはいます。そのような状況でなぜ不安定な岡田を抑えとして使い続けるのか、与田監督に対して疑問を抱くファンは少なくないようです」(野球ライター) 試合後の報道では、与田監督が岡田について「選手を使う側として信頼は変わらない」とした上で、「これから先の状況は見ていかないといけない」と配置転換に含みを持たせたことが伝えられている。「防御率6.48・0勝2敗3セーブ・13奪三振」といった数字を残す岡田の処遇はどうなるのか、今後の試合の注目ポイントになりそうだ。文 / 柴田雅人
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