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森星「お家で料理する機会が増えたので」コックコートのプレゼントにニッコリ 衣食住へのこだわり語る

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森星

 モデルの森星が13日、都内で行われた『ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2021』記者発表会に出席。食へのこだわりを語った。

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 日本とフランスの食文化や、全国のフレンチレストランと生産農家を応援し、フランス料理の発展に貢献していくことを目的に開催される本イベントで、森はジャーナリストーのフローラン・ダバディと共に今年のイベントアンバサダーに就任。

 森は「この数年間で、食に対する意識が変わって、食材のルーツやストーリーに興味を持つようになりました。作り手との距離も縮まりました。アンバサダーに就任できて光栄です」と笑顔であいさつ。就任式ではコックコートもプレゼントされ、「コックコートをいただく機会はあまりないです。初めて。お家で料理する機会が増えたので、ぜひコックコートを着用して、みんなに振る舞いたい」と嬉しそうな表情を見せる。

 森は、同イベントのフォーカスシェフの一人である、THE UPPERの徳島亨シェフとコラボレーションメニューも考案しており、「今回、日本の地の利を生かした食材をどうフランス料理とコラボレートさせるかを打ち合わせし、器から食材から全てストーリーがあるものに仕上げました。世の中、出かけることも減ったし価値観が変わりました。旅に出かけたように食材を楽しむのはすごくいいこと、大切なこと。今回は旅をテーマにしました」とメニューに込めた思いを紹介。

 森は「わたしの祖母(ファッションデザイナーの森英恵氏)は、一つ一つ手作りで物作りをしていました。今のファッションや食事、衣食住全体が、(その背景にある)ストーリーがどうかでお金を出して食べたいって思うようになっていっていると思います」と続け、「そういうバックグラウンドが大切になっていきます。わたしもモデルとしてそういうものをどう取り入れるかを考えなければいけない。自分が楽しみながらやって行くと、みんなもわたしも繋がっていけるんじゃないか」と自身の衣食住に対するこだわりも述べる。

 また、最近「tefutefu, Inc.」というプロジェクトの立ち上げに関わったともいい、「日本の地形って恵まれているなって。日本の地形の魅力を海外に発信したい。自分の国はこんなに素敵な文化などがあるんだってことをtefutefuでやっています。今やっていることを続けることが大切。モデルとしてブラッシュアップしながら、日本で見つけた美しいものに光を当てていきたい」と話していた。

(取材・文:名鹿祥史)

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