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ひょっこりはんはこの日、トレードマークであるメガネとおかっぱヘアを封印。大学生風のファッションに七三分けで壇上に登場したが、これに伊藤が即座に反応。「ちゃんとやれよ」と突っ込んで笑いを誘う。「声も違うし、(本名の)宮下(聡)の声になってるじゃん。泥沼のようなひょっこりはん前の(宮下の若手)時代を思い出しました。あのままひょっこりはんにならず、宮下のままで漫才していたらこんな感じだったのかなって。ひょっこりはんというよりひょっこりさんという感じ」とため息。
ひょっこりはんはこれに「街歩いていても、メガネをかけていないと気づかれない」と嬉しそうにコメント。「だから仕事がない時に外出する時は、コンタクトにして出かけます。誰からも気づかれないので、なんでも好きなことができる」とひょっこりはんである時とそうでない時のオンオフの作り方を紹介。「逆に仕事の時にコンタクトで行くと、スタッフさんに気づかれないので、合流できない。だから気づいてもらうためにひょっこりはんらしい感じで行くようにしています」とこだわりを明かす。
ひょっこりはんは今後、俳優とYouTuberとしての活動もやっていきたいと述べ、「別の一面を見せたいという気持ちがあるんです。ドラマとかに出演してみたい。恋愛のど真ん中、三角関係のどこかにいるような役、月9の9時30分に現れるようなキャラクターをやってみたい」とにっこり。「YouTubeも最近止まっているけど、そこならひょっこりはんじゃないこともできる」とネットでの活動にも意欲的だ。
伊藤もこの日、人生初コンタクトに挑戦。「病院でつけたことはありますけど、こういう場でつけるのは丸裸にされた気分で恥ずかしいです」と感想を述べる。「新しい服で外に出るようなワクワクする気分です。棺桶に入る時もコンタクトで入りたい。ヒゲさえなければ(僕の顔に)妹(の伊藤沙莉の面影)がよぎります。うちの天才女優が。それだけでもテンション上がります」とご機嫌に話す。ひょっこりはん同様、将来の展望についても語り、「声優をやってみたい。声が特徴的だというのでそれを活かさない手はない」と声優業に色気を見せていた。
(取材・文:名鹿祥史)