番組は、ワクチンを接種したものの新型コロナウイルスに感染する「ブレークスルー感染が増えている」と紹介。さらに、ファイザー製のワクチン接種者が半年後に抗体が84%以上減少するなどと取り上げる。そして、政府がワクチン2回接種者については緊急事態宣言下であっても、行動制限を緩和する方針を示していることなどが紹介された。
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関口は「緩和、大丈夫かなって心配するところもあるんですが、その前にですね、松本先生、東京あたりは感染者が減ってきてるように感じるんですが、これは良いんでしょうか?」と話す。
国際医療福祉大学教授の松本哲哉氏は「もちろん感染者数が減ること自体は良いことだと思っています。ただ、第5波で急激に上昇した時にはそれなりにいろんな条件があってですね、だから増えたんだろうという推測も成り立ったわけですけど、逆のこの急激な減少についてはですね、あんまりその説明がつきません。確かにあのちょっと検査数が十分じゃないじゃないかとかいうような、いろんな推測されていますけど、なぜここまで本当にスムーズに減ったのかというところがですね、むしろ逆に不可思議ですので、不自然な減り方だと思います。なので、逆にこの減り方に安心してしまってですね、このまま順調に減っていくと思われると、本当にそれが成り立てばいいんですけれど、場合によっては、この後しばらくしたらまた上昇に転じる可能性はあるんだろう思います」と語った。
この後、関口は「ワクチン効果ではないか」と質問するが、松本氏はワクチン接種者が広がっていないことなどを理由に、「急激な減少とワクチン接種が関係しているとは考えにくい」という見解を示した。
ネット上では、関口の「感染者数が減少することは良いことなの?」という質問に、「良いに決まっているのでは?」「逆に悪いと感じる理由を聞かせてほしい」「本当に日本のことを考えているのか?」と疑問の声が相次ぐ。また、松本氏についても「増加も推測」「ワクチンや人流抑制の強化など、減少にもある程度推論は成立するのではないか」「結論ありきで論理を武装している」という指摘も。
ただし、番組のファンからは「関口さんが言っていることももっともだ」「嫌なら見るな」という声も上がっていた。