竹田氏は「現在、政府は有識者会議を行っていました。皇統を安定化させることの道筋を議論しているわけなんですが、そこで菅総理から次の総理に代わる時にこの議論にどういう影響があるのかなということを、私はすごく気になっておりまして」と話し始めた。続けて「有識者会議というのは有識者が自由闊達に議論をして決めるものではなく、一応それは建前では自由な議論になっていますけれども、やはり有識者会議のメンバーは、流れは政府が作るというのがある。有識者の議論で結論とは違う方向へ持っていくことはなかなかできない」と裏側を語る。
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竹田氏は「菅(義偉)総理は安倍(晋三)総理の方向性を継承することでしたので、安倍総理は男系継承にこだわってましたし」と話し、続けて「例えば石破(茂)さん、河野(太郎)さんは、男系継承をやめて、いわゆる女系継承、非男系継承でいいんじゃないかということを前々から仰っていた方ですので、全然皇位継承に対する考え方が違うんですね」と指摘。「これによって皇位継承の議論の行方が変わるのか変わらないのか、これはちょっと日本の未来にとって大きなことなので、ちょっと総裁選であまり話題になっていないんですが、私はこれは結構重大なことだと思う」と憂慮していた。
竹田氏は同日のツイッターでも「今後、女系容認の総理が出てくるだろうが、今がとても重要。有識者会議が進行しているため、ここで女系容認の総理が立ったら、日本は終わる可能性がある。本来なら結論に至るまで菅総理が担って欲しかった」と書き込んでいる。竹田氏としては気になるポイントなのだろう。
これには、ネット上で「確かに全部コロナに埋め尽くされている気がする」「竹田さんの落ち着いた喋りで議論が整理されていてすごく良かった」といった声が聞かれた。
記事内の引用について
竹田恒泰氏のツイッターより https://twitter.com/takenoma