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米国ピラミッド研究団体、ギザで「有名な遺跡をつなぐ円」の中心となる謎のシャフトを発見

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画像はイメージです

 アメリカの研究機関がエジプトのギザで、謎のシャフトを発見したと発表した。そのシャフトを中心に円を描くと、円周上にギザの大ピラミッド、カフラー王のピラミッド、大スフィンクスとケントカウエス女王墓に当たったという。

 今回の発見はアメリカのAmerican Institute for Pyramid Research(AIP)の調査で判明した。AIPはテネシー州で登録された非営利の研究シンクタンクであり、研究活動のほかに年に数回、エジプトのツアーを行っているという。

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 このたびAIPが「ホーリー・シャフト」と名づけたこのシャフトを中心に半径888フィート(約270メートル)の円を描くと、クフ王の大ピラミッドの南西側の角、メンカウレ王のピラミッドの中心など、ギザの台地上に存在する主要な遺跡の多くが重なったという。誤差は30メートル程度で、他にもメンカウレ王妃のピラミッド、クフ王の衛星ピラミッドの入り口、カフラー王の衛星ピラミッド、大スフィンクスとスフィンクス神殿などが円周上に含まれたという。

 AIPはこれまでにも独創的な調査を行っており、ロバート・バウヴァルによる三大ピラミッドとオリオン座の相関理論を、オリオン座のすべての星にまで拡張、ギザ台地にあるその他の遺跡とオリオン座の星を照合することにも成功している。

 AIP所長のラリー・パール氏は、世界最大級のエジプト学者の集まりであるAmerican Research Center in Egypt(ARCE)の年次大会で、この研究の一部を発表している。

 パール氏は「AIPのような独立した研究グループは、私たちの研究がエジプト学の分野の通常の焦点から外れた性質のものであるため、ユニークな機会を得ています。私たちの研究結果は、エジプト学の分野では広く知られておらず、その主流で広く受け入れられることはないでしょうが、より伝統的な考え方を持つ他の研究者の研究に考慮されるべきデータポイントとして成り立つのです」と述べている。

 パール氏は自身のサイトで、エジプト学の主流派と、独立した「オルタナティブ」研究の間でより大きな協力関係を築くべきだと主張している。

(山口敏太郎)

記事内の引用について
American Institute for Pyramid Research: Home
https://greatpyramid.org/
YouTubeチャンネル:https://youtube.com/c/TheGreatPyramidAIP

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The American Institute for Pyramid  Research Announces New Discovery at Giza, Egypt(digital journal)より
https://www.digitaljournal.com/pr/the-american-institute-for-pyramid-research-announces-new-discovery-at-giza-egypt?__cf_chl_jschl_tk__=pmd_3W3nQenZARLRZ_Wp9LghgMTyWFLaVEi1EjuhrwHut8A-1629958402-0-gqNtZGzNAvujcnBszQil

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