だが、ここ数年、先史文明という概念が宇宙全体に拡大されつつある。つまり、火星や月に先史文明の存在がささやかれているのだ。8月29日発売の「新説! 超古代文明の謎 最新版」(TJMOOK)では、山口敏太郎も火星に残された先史文明について紹介している。
そもそも、地球に一番近い惑星である火星には、異星人の拠点となっているのか、知的生命体が存在していないにも関わらず、人工物や生命の痕跡らしきものが探査機からの画像等で確認されることがある。有名なところでは「人面岩」などがある。この人面岩は発見された当初から、エジプトのファラオが被っているかつらを着けているように見えていたため、エジプトのスフィンクスの原型となった?というトンデモな見解を出す人も存在していた。
だが、近年では、実際に「火星にもスフィンクスが存在した!?」という衝撃の報告が海外のUFO研究家から寄せられている。問題の画像は火星探査機ローバー(愛称・キュリオシティー)が搭載していたカメラが捉えていたもので、確かに地表に、エジプトのスフィンクスに酷似した形状の階段状になっている地形が存在している。他にも、火星上にはギザのピラミッドに酷似した四角錐の構造物などが存在しているため、「やはり古代文明は異星人によってもたらされたものではないか」とする意見が出てきているようだ。
また同様に、火星の探査機が送ってきた写真の一部を拡大すると、岩に半ば埋もれるようにして、奇妙な形状のものが存在している事が解る。この物体がなんと、世界中の遺跡で発見されている装身具、指輪やブレスレットに酷似しているというのだ。
果たして、火星で発見される数々のものは何を意味しているのか。もしかすると、火星の地下には高度な文明遺跡が埋もれているのかもしれない?
(山口敏太郎)