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幻のエンディング、為替相場との連動…スタジオジブリ作品と都市伝説

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画像はイメージです

 夏場などになると、よく地上波で放送されるのがスタジオジブリの映画作品の数々。先日の8月16日も、「千と千尋の神隠し」が金曜ロードショーで放送され、多くの人々が楽しんでいた……のだが、放送後のTwitterでは「『千と千尋の神隠し』って、こんな終わり方だっけ?」という奇妙な感想が複数確認されたのだ。

 問題のエンディングには諸説ある。普通に放送されるバージョンでは、現実社会に戻った千尋が再び車で父母と走り出して終わっているが、エンディングには以下のパターンがあると噂されているのだ。

 まず、一つ目のパターンはこれだ。車が走り出し、自分の髪留めがいつものやつと違っており、あっちの世界でもらったものとすり替わっていることに気が付き、異世界での経験が幻覚ではなかったと自覚して終わりというもの。

 また、こんなエンディングパターンもある。新居に着くと、既に引っ越し業者が来ており、引っ越し作業が始まる。新居の横には小さいが綺麗な流れの川があり、生まれ変わったハクの姿であることに気が付くというもの。

 さらに、三つ目のパターンは、新しい学校での生活も数か月が過ぎ、転校生がやってくる。先生が連れてきた転校生を見ると、ハクそっくりの男の子が立っているという、ありがちなエンディングパターンもあるとか。

 いずれも実際に放送されていたのか確認できないため、結局都市伝説の可能性が高いと考えられている。類似の都市伝説として、「『天空の城ラピュタ』には別パターンのエンディングがある」というものが存在しているため、今回もその別バージョンだと言えるだろう。ジブリの生み出す秀逸なアニメは、視聴者の脳内に新作ストーリーさえ生み出してしまうのかもしれない。

 興味深いのが、相場好きの間で囁かれているある都市伝説だ。それは「ジブリ作品が地上波で放映されると、同じタイミングで為替相場は荒れる」というものである。単なる偶然と思いきや、放映される日に平均の2倍以上動いた日もあったという。

 実はこれには論理的な説明が可能だ。ジブリ作品が放送されるのは月初に集中しており、夜9時からの「金曜ロードショー」(日本テレビ系列)が多い。つまり、世界の経済に大きな影響を与えるとされている、毎月第1金曜日の米国雇用統計発表と重なっているためではないかと考えられている。

 ジブリの作品から様々な都市伝説が生まれるのは、それだけ人々の脳内を刺激する名作揃いであるということなのかもしれない。

(山口敏太郎)

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