堤下が2019年に開設した自身のチャンネル『堤下食堂』の登録者は39万人と、40万人目前。再生回数は幅があるものの、10万回以上稼ぐことも。また、カジサックことキングコング・梶原雄太やガレッジセール・ゴリといった旧知の芸人のほか、京本政樹、熊田曜子らも動画に登場。さらに今月28日には、横浜にある寄席で落語家デビューを果たすという。
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一方の木下だが、昨年春に立ち上げたYouTubeチャンネル『TKO木下のキノちゃんねる〜天まで届け〜』の登録者は3万人。再生回数は5万回を記録することもあるが、数千回が多く低調気味だ。また、アンチからの低評価も多いのが現状。コラボ相手はコロコロチキチキペッパーズ・ナダルが特に多い。ちなみに来月9月には、亀田興毅主催のボクシング興行でボクサーデビューも果たすという。
かつて、木下はテレビのほか俳優業も順調で、堤下より露出はあった印象だが、どうして差がついたのか。木下は後輩へのペットボトル投げつけや、安田大サーカス・クロちゃんの顔面踏みつけ、また「後輩に自身のブランドの服を押し売りした」ことも認めている。
一方、堤下が起こしたのは2度の交通事故。1度目は抗アレルギー薬と睡眠薬を飲んで朦朧としている状態で車を運転し、ハンドルに前のめりで突っ伏しているところを警察に発見された。2度目は運転中に赤信号で停車中のごみ収集車に追突。作業員が首を捻挫するなどの軽傷を負ったが、不起訴処分となっている。罪としては堤下の方が重いのだが、やはり心証として悪いのは木下に“軍配”が上がってしまう。
YouTubeでの展開も対照的だ。堤下のチャンネルは得意の料理を生かして絶品レシピを自ら振る舞うなど、テーマを特化させたことで新たなファンがつき、アンチを寄せ付けないことに成功したが、木下のチャンネルは自分のトーク1本のみ。
そんな2人だが、「コンビ解散」の可能性はどうなのか? 木下は松竹芸能を追われて現在フリー。相方の木本武宏は現状、TKOの看板を外す気はなさそうだが、今回の雨上がりの決断をどう見たか。また、堤下は吉本興業に在籍したまま。相方・板倉俊之もコンビでのオファーがあれば断ることはしないだろう。お笑いファンとしてはどちらの本格復活も見てみたいものだ。