スポーツコーナー「週刊御意見番」の直前、関口宏が「次はスポーツのコーナーに入りますが、番組からお詫びをしなければなりません。唐橋さんよろしく」とコメント。その後、唐橋ユミが「先週のスポーツコーナーで、張本勲さんのコメントの中に女性及びボクシング競技を蔑視したと受け取られかねない部分があり、日本ボクシング連盟より抗議文が寄せられました。不快に思われた関係者の皆様、そして視聴者の皆様、大変申し訳ございませんでした」と謝罪用の原稿を読んだ。
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関口は「私も会話の途中でも、間違いを正せばよかったと反省させられました」とコメント。張本氏も「今回は言い方を間違えて、反省しています。以後、気をつけます」と力を込めて謝罪する。最後に、関口が「いろんな方にご迷惑をかけた。まずボクシング連盟、それから視聴者の方々にお詫びをしなければなりません。本当にこれからは、気をつけてまいりたいと思います」と発言した。
一応の謝罪をした『サンデーモーニング』だが、視聴者の反応は厳しく、「なぜ女性の唐橋に謝罪文を読み上げさせるのか」「関口も張本も『申し訳ありません』というような謝罪がなかった」「全く上から目線の謝罪だ」「唐橋さんよろしくじゃないだろ」と批判の声が相次ぐ。
また、この日リモート出演した安田菜津紀氏も、放送後自身のツイッターで「今朝のサンデーモーニングをご覧下さった皆さま、ありがとうございました。番組内で発言の機会がありませんでしたが、張本さんの発言を『蔑視と“受け取られかねない”』ものと表現されたこと、それを女性のキャスターの方が伝える形をとったことは、再発防止にはつながりえないものだと私は考えます」と批判している。この発言については賛同も多いが、一部ネットユーザーから「その時に言うべきだ」「後出しじゃんけんにもほどがある」と苦言を呈されている。
毎週のように与党や政府関係者の「言葉の選択ミス」を糾弾し、吊し上げている番組だけに、軽い印象を与えた謝罪で再炎上してしまった感のある『サンデーモーニング』。今回の謝罪で納得した人は、少なかったと言わざるを得ないようだ。
記事の引用について
安田菜津紀ツイッター https://twitter.com/NatsukiYasuda/