男は今年4月23日、JR尾張一宮駅のビルに設置された多目的トイレで作業中だった清掃員の女性に対し、「トイレが汚い」と言いがかりをつけもみ合った末、所持していたカッターナイフで手を切る怪我を負わせた疑いが持たれている。
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犯行後、男は逃走したが、警察が防犯カメラの映像から72歳の男を特定。住所不定だったが、名古屋駅構内にいたところを警察が発見し、傷害の疑いで逮捕された。警察の取り調べに対し、男は容疑を否認しているという。今後、詳細が明らかになると思われるが、普段からカッターナイフを持ち、第三者に向けて怪我を負わせるとは、言語道断であり、怖い事件と言わざるを得ない。
謎の犯罪に、「なぜ普段から刃物を持っているのか。残念ながら、最近そういう人間が多い気がする。気をつけていかないといけない」「本当に汚いはずがない。ただ、難癖をつけて弱い立場の人を傷つけようとしていたことは明白。殺人未遂じゃないの?」「怖いとしか言いようがない」と憤りの声が上がる。
また、「清掃員の女性が何か悪いことをしたのか。早くトイレに行きたいなら、別のところに行けばいい」「感情をコントロールできず、他人に当たるなんて。それなら、掃除器具を借りて自分で清掃すればいい」「清掃員には何の落ち度もない。汚いのは、ほかの人間の問題だ」という指摘も出た。