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中日・ビシエドの守備に批判の声「危ない事するな」 ピンチの芽を摘んだ好プレーが大不評のワケは

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 23日に行われた中日対阪神の一戦。「6-2」で中日が勝利したが、結果以上に話題となったのが中日の来日6年目助っ人・32歳のビシエドの“素手キャッチ”だった。

 注目が集まったのは、「6-2」と中日4点リードの8回表無死の場面で飛び出たプレー。ここで打席の中野拓夢が、中日2番手・祖父江大輔のスライダーを引っ掛ける。打球は一塁方向に転がるアウト性のゴロだったが、一塁手・ビシエドの手前で突然イレギュラーバウンドした。

 しかし、ビシエドは自身から見て右方向に跳ねた打球をグラブを着けていない右手でキャッチすると、そのまま一塁ベースを踏みアウトに。直後に少し右手を気にするそぶりを見せたものの、途中交代などはなく最後まで試合に出場した。

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 ビシエドの素手キャッチを受け、ネット上には「変なバウンドしてそれなりに勢いもあった打球をよく素手で捕ったな」、「ボテボテの当たりを素手キャッチする選手はたまにいるけど、痛烈なゴロを素手で捕るのは初めて見たかも」、「抜けてたら先頭出塁で嫌な流れになってたから、このビシエドのプレーは相当大きかった」といった反応が寄せられている。

 一方、「凄いという気持ちよりも、変なプレーやるなよという怒りの方が強い」、「ただでさえ故障多いんだからそんな危ない事するなよ」、「大事に至らなかったからよかったけど、自分が替えのきかない選手だということももう少し考えてほしい」と否定的なコメントも複数見受けられた。

 「ビシエドは来日1年目の2016年から昨季まで『593試合・.296・101本・391打点・652安打』といった通算成績を記録し、2018年には首位打者(.348)、最多安打(178安打)の2冠に輝いたチームを代表する強打者。ただ、同期間は左足首痛(2016)、右腕尺骨骨折(2017)、左足関節内側打撲(2019)、左肩脱臼(2020)と毎年のように故障に見舞われており、今季も4月に上肢コンディション不良で10日ほど一時離脱しました。打線の中軸としてチームには欠かせない打者ということもあり、今回のような怪我のリスクが大きいプレーはなるべく控えてほしいと願っているファンは多いようです」(野球ライター)

 ビシエドは真面目で責任感が強く、走攻守で全力プレーを怠らない選手として知られていることからか、一部では「『何が何でもアウトにする』という気持ちが強すぎてとっさに手が出てしまったのでは」という声も挙がっている。チームのためにガッツあるプレーを見せてくれることはファンとしては本望だろうが、それ以上に故障への不安を抱いたファンもいたようだ。

文 / 柴田雅人

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