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UMAの住む湖が売却!?地元で愛される謎の巨大カメ「ビースト・オブ・バスコ」

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画像はイメージです

 ネッシーのスコットランド・ネス湖や、オゴポゴのカナダ・オカナガン湖、日本でもイッシーの池田湖など、未確認生物が生息するといわれる湖は世界各地に存在している。

 そんな「UMAの住む湖が売りに出された」として注目が集まっている。問題の湖はアメリカ・インディアナ州チュルバスコの町にあるフルド湖。フルド湖は43エーカーの私有地に存在する湖で、巨大なカミツキガメの姿をしたUMA「ビースト・オブ・バスコ(バスコ湖の怪物)」が生息していると言われている。

 初めてこのUMAが目撃されたのは1898年とされる。オスカー・ファルクという名の農民が湖で巨大な亀を目撃。きっと先史時代の巨大な亀の生き残りだろうと周囲に話していたという。その後、1948年に2人の人物が湖で、重さ200キロは超えるであろうカメを発見したと主張して話題になった。この湖のある土地はゲイル・ハリスという人物が所有していたが、彼も「ダイニングテーブルほどの大きさの甲羅の巨大亀」を目撃したと主張。「古代の巨大亀」ないしは「極限まで成長しきったワニガメ」などの説が出て、実際にこの亀を捕獲しようと言う動きが出た。

 ​>>UMAはなぜ表に出てこないのか?人間の心理と認知のクセが影響か<<​​​

 土地の持ち主だったハリスと、目撃者の2人を中心に捕獲作戦が始まり、湖の水を抜いて捕獲しようという某人気テレビ番組のような流れになった。しかし、排水ポンプの故障やハリスの急病など不運が重なり、作戦は失敗に終わったようだ。このとき、湖の周辺には何百人もの観光客が訪れ、米国沿岸警備隊が捜索に参加するなど、地元ではちょっとしたお祭り騒ぎとなったようだ。

 この後、最初に「目撃」した農家のオスカー・フルドにちなみ巨大亀には「オスカー」という親しみやすいあだ名が付けられている。このUMAが地域社会に与えた影響の大きさを示す好例が、チュルバスコの町の公式なニックネームだ。この町は伝説的なUMAに敬意を表してか「Turtle Town USA」と呼ばれる。1950年以降、毎年このUMAに関連したイベントも開催されている。しかもこれはインディアナ州で最も古く、現代まで継続的に行われている祭でもあるのだ。
 そんな湖を含む土地が100万ドルの希望価格で売りに出された。売却を担当した不動産業者のJustin Griffin氏は、この土地に地元で有名なUMAが住んでいると言われていることを「最近になってようやく知った」と語っている。果たしてこの土地を購入するのか、そしてUMAが住んでいる湖がどうなるのか。UMAそのものが地域文化にとって重要な存在になっていることを考慮すると、現地の人ならずとも今後が気になるところだ。
関連動画
21Country: Fulk Lake, home of the 'Beast of Busco', up for sale(YouTube)より
https://www.youtube.com/watch?v=KXvSRWd6P-0

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