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日本にスレンダーマンが出現か!?ネットを騒がせた人型UMA

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画像はイメージです

 815日、Twitterに投稿されたある画像が話題を呼んだ。
 814日、ある人物が都内の某駅で、無人のホームを撮影していたところ、奥の方から奇妙な動きをした"何か”が向かってくるように見えたため、慌ててその場を後にしたというのだ。問題のツイートにはその時に撮影されたという写真も掲載されている。1枚目では駅のホームの奥に人影のようなものが確認できるが、2枚目で「人間を縦に引き伸ばしたような黒い影」がしっかりと捉えられていた。

 >>40年経って目撃証言が復活 奇妙なUMAオウルマン<<

 果たして、この映り込んでしまったものは何だったのか。合成や加工を疑う人もいたが、本人は無加工であると語っている。単なる駅員や普通の人である可能性もあるが、「奇妙な動きをしていた」という点から「幽霊」や「スレンダーマン」ではないかという人も出てきているようだ。

 「スレンダーマン」はこのリアルライブで筆者が過去に紹介したこともある、比較的最近の人型未確認生物ともいうべき存在だ。その名の通り、やたらと背の高い謎の怪人で黒のスーツを着込んでおり、身長は180センチの人間サイズから3メートルの巨人サイズまで様々。体のバランスも成人男性を縦に引き伸ばしたような異様なもので、顔は人間と同じサイズで白いのっぺらぼう、中には背中から無数の触手が伸びているものも存在する。2012年頃にアメリカで目撃され、姿を捉えた写真も出回って話題となったが、実はこの写真は海外のオカルト系サイトに投稿された創作だということが判明している。

 2009年、Something Awfulというサイトで恐怖画像を作成するコンテストが行われ、ある人物が作成した画像と添えられたテキストが人気を呼んで『ネット怪談』としてブレイクしたのである。

 しかし、これで終わらないのが不思議なところ。実際に「スレンダーマンを目撃した」という人が出始め、さらには「スレンダーマンに会うために友人を殺害する」という事件まで起きてしまい、社会問題になった。よくできた創作は現実にも影響を及ぼすというが、はじめはいち創作にすぎなかったスレンダーマンも、語り伝えられるうちに「妖怪」「人型UMA」としての実体を得てしまったのだろうか。

過去のリアルライブ記事
蜘蛛男か?ゴム人間か? 2013年は怪人「スレンダーマン」が日本に現れる?
http://npn.co.jp/article/detail/35988380/

(山口敏太郎)

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