有名芸能人が下積み時代に住んでいた物件や店を巡る企画「ボンビールームツアー」が放送された。ココリコの田中直樹が若手時代に過ごしたアパートや、なじみの店などを巡った。
ココリコは1992年にデビューし、1997年には『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(同)のレギュラーに抜擢。20代でブレイクを果たしたため、下積みのイメージはないが上京直後はかなりの貧乏生活を送っていたという。
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物議を醸した物件は、田中が20歳の頃、相方の遠藤章造がいとことルームシェアし、ネタ合わせをしたという東京都杉並区の某アパート。田中にとっては約30年ぶりの訪問で、道に迷いながらもなんとか到着した。だが、このアパートには人が住んでおり、事前に撮影交渉はできていなかった。
だが、「内部を見たい」という田中の熱意もあり、その場で取材交渉。現在の入居者は24歳のアルバイト女性だった。女性は突然の訪問に驚きつつも中を案内したが、この展開に違和感を持つ視聴者は多かった。
女性の部屋はまるで事前にロケがあるのを知っていたかのように、きれいに片付けられていたほか、女性ならまず嫌がるであろうトイレ付き風呂にも堂々とカメラが入った。
そのためネットでは「これはヤラセっぽいな」「都合よすぎ」「トイレは普通ダメだろ」といった声が相次いでいた。
早くにブレイクしていた田中は、27歳で家賃月17万円のオートロック付きのマンションに引っ越した。その物件も訪問したが、家賃17万円の物件は『ボンビー』とはいえないとの指摘も。ネットでは「月17万円の物件は完全に勝ち組だろ」「趣旨がブレブレ」「ココリコ田中はこの企画にそもそも合わなかったのでは」といった声が相次いだ。
『幸せ!ボンビーガール』は、9月いっぱいで放送終了すると一部で報じられたばかり。コロナ禍で密着した取材ができないなどの都合はあるのかもしれないが、今回のココリコ田中のような無理やりなロケが続くようでは仕方がないのかもしれない……。