かつて番組で紹介された「元上京ガール」の今を紹介。ダンサーを夢見て上京した女性は、渋谷から電車の30分の場所にある家賃3万2000円のアパートに住んでいた。だがコロナ禍で仕事を失い、アパートも引き払うなど人生最大のピンチに陥っているという。水卜麻美アナウンサーが女性を訪ねることになった。
番組によると、元上京ガールは大阪にあるテーマパークのダンサーオーディションに参加しようと、アルバイトをやめてアパートも引き払ったタイミングでイベントが中止に。全てを失った後は中央区八丁堀にある女性専用のカプセルホテルに入居し続けているという。
このカプセルホテルは約1畳のスペースが寝床として確保されているのみ。共同スペースで生活を送るが家賃は安く、コロナ禍で行き場を失った女性が多く暮らしているという。
元上京ガールは、自分たちのように特定の居住区を持たずに生活を送る人を「アドレスホッパー」と呼ばれることを説明。最近話題の生き方であるとした。
だが、この元上京ガールの「アドレスホッパー」人生にネットでは賛否の声が相次ぐことに。「アドレスホッパーって聞こえは良いけど結局は住所不定者では?」「一般的な仕事には就けないし住所は必要では?」「確かに新しい生き方ではあるけど、推奨される生き方ではないから番組も取り上げてはいけないのでは?」といった声が相次いだ。
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また、スタジオでは杉村太蔵がアドレスホッパーについて「住民税の支払いなど税金の支払いなど注意は必要」とアドバイスした。
この女性がアドレスホッパーとして生きていくきっかけを作ったのは、昨年のGo Toトラベル事業がきっかけでホテルなどに安く住めることに気が付いたからだという。
Go Toトラベルは旅行者以外が使用しても問題はないが、基本的には新型コロナの感染拡大によって失われた観光客を取り戻すことが本来の目的。ネットでは「Go Toトラベル事業の間違った使い方では?」「やはり真似してはいけない方法だと思う」といった声が相次いでいた。
「アドレスホッパー」は確かに現代の新しい生き方かもしれないが、まだ手放しに推奨してはいけないようだ。