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「早朝から太鼓を叩くな」「うるさい」63歳無職男、寺に墨汁をかけたとして逮捕

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画像はイメージです

 長崎県長崎市の寺に墨汁をかけたとして、63歳無職の男が逮捕。行動と動機が物議を醸している。

 男は昨年9月、長崎市内の寺の山門に「早朝から太鼓を叩くな」などと書かれた脅迫文を置き、5月31日に強要の疑いで逮捕されていた。現場では4年前から「うるさい」という趣旨の文書が置かれていたほか、今年2月と4月には本堂に墨汁がかけられる被害も発生。警察が男の犯行である可能性が高いとして、防犯カメラなどを元に捜査を進めていた。

 その結果、墨汁をかけた事件についても、63歳無職の男が関与している可能性が極めて高いとして、建造物と器物損壊の疑いで逮捕された。警察の取り調べに対し、男は「怒りが向いてやった」と容疑を認めている。被害を受けた寺は、家財保険を使って墨汁の汚れを落としたとのことだ。

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 男の犯罪に、「何でも迷惑と言って止めさせる。これがまかり通ると日本は何もできない社会になる」「室外犬、幼稚園(の運動)など、『うるさい』という理由で見られなくなったものがたくさんある」「63歳にもなって怒りを抑えられない。きっと祟りがあるよ」「罰当たりな爺さんだな」と憤りの声が相次ぐ。

 また、「汚された本堂の修理費も含めて、民事でしっかりと搾り取るべき」「大した罪にならないと思われるのが辛い。こういう迷惑な犯罪を抑止するシステムがあってほしい」「迷惑行為が『やったもの勝ち』になるような世の中は止めてほしい」と言う指摘も出た。

 罰当たりな行為と、「うるさいから」という短絡的な理由に、許しがたいと感じたネットユーザーが多かった。

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