問題となっているのは、この日番組の特集で取り上げられた「たまごパックの便利活用術」。使い終わったたまごパックの再利用情報がSNS上で増えているといい、色々活用されていると紹介していた。
そして、番組では実際にSNSにたまごパックの活用術を投稿している人をリモート取材したが、プラスチック製のパックだけでなく紙製のパックを利用している人も。具体的にはハンドメイドの小物入れにしたり、多肉植物のプランター代わりとして使用されていた。
また、番組ではメイク用スポンジやマスキングテープ、調味料などが「シンデレラフィット」すると紹介。さらに、たまごパックを最初から入れ物として販売してる会社もあるといい、子ども用の小さいハンカチを収納することがお勧めとされていた。
しかし、この特集に視聴者からは「汚い!」「危ない」「下手したら食中毒」といった苦言が集まっていた。
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通常、スーパーなどで売られている卵はパックに詰められる前の段階で、洗浄や殺菌が行われており、普通に卵を食べる分には、食中毒のリスクはかなり低いと言われている。しかし、殻には消毒でも取り切れなかったサルモネラ菌が付着していることもあり、卵の殻を触った後は手を洗うことが推奨されている。
「番組では洗えるプラスチック製のパックだけではなく紙パックも紹介。さらに、紙パックの中にメイクスポンジを収納していたため、『危険』との声が上がってしまったようです。タオルについても、紹介したのはたまごが詰められていない新品のパックでしたが、番組を見た人が使用済のたまごパックを洗わずに再利用してしまう恐れも。タオルにサルモネラ菌が付着する危険があるため、クレームが集まったようです」(芸能ライター)
プランターなど口に入らないものはともかく、メイクスポンジやタオルはあまりにリスクが高いと感じた視聴者が多かったようだ。