問題となっているのは、“カリスマ”の日常をのぞき見するという「徹底観察!カリスマのルーティン」のコーナー。この日は染色作家の女性を取り上げ、8年間電気代0円という生活を紹介していった。
女性は現在団地に住んでいるというが、8年半前に電気会社との契約を解除したとのこと。まず、朝起きてすぐにコンロを使って炭に火をつける「火おこし」をするといい、朝食のパンケーキも炭火で焼くとのこと。暖房代と調理代を兼ねて「月2000円くらい節約になってます」と明かしていた。
また、ベランダにソーラーパネルを4枚置いているため、掃除機をかけたり洗濯機を回すこともできるという。さらに、雨の日はエアロバイクに発電機を付けた人力発電で乗り切るといい、これらの節約で、8年で30万円の節約となっていると紹介された。
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しかし、自宅の中で炭を焚くという行為に対し、視聴者からは「今の集合住宅で炭火は危なすぎる!」「火事が心配…」「一酸化炭素中毒と火事の危険が常に伴うの嫌だ」という声が殺到している。
「『火おこし』の際、画面には小さく『適宜換気を行っています』と表示されていましたが、視聴者の多くは注意が足りないと感じた様子。ネットからは『もっとちゃんと注意喚起して!』『一酸化炭素中毒になる恐れがあることを番組側が視聴者に喚起すべき』『安易に真似する人が出たら番組は責任取れるの?』といった番組側への苦言が多く集まっていました。映像では、火の粉が床に飛ぶ場面が映っていたり、室内で炭を使用する場合は常に換気しなければ一酸化中毒になる恐れがあることを詳しく説明していなかったため、不信感を煽ってしまったようです」(芸能ライター)
“カリスマ”を安易に真似することのないよう、番組側にはもっと配慮が必要だったのかもしれない。