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阪神・梅野の負傷交代に「シャレにならない」心配の声 離脱ならリーグVは絶望? 首脳陣は軽症強調も今後に暗雲か

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 22日に行われた阪神対巨人の一戦。「8-3」で巨人が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神・梅野隆太郎のアクシデントだった。

 同戦に「7番・捕手」でスタメン出場した梅野だが、1回裏1死一塁の場面で打席の巨人・梶谷隆幸が放ったファールチップがワンバウンドで左ひざに直撃。梅野は痛みに顔をゆがめながらプレーを続行したが、2回表の第1打席前に治療を受けていると場内にコールされた。

 梅野はその後第1打席で四球を選んで出塁し、2回裏の守備も継続して出場。ところが、3回表2死一、二塁で回ってきた第2打席で代打を送られ途中交代となり、交代後はベンチで試合を見守っていた。

 試合後の報道によると、阪神・井上一樹一軍ヘッドコーチは「当たり所があんまり良くなかった」、「シーズン長いし。大事を取ってということで」と軽症を強調したとのこと。また、翌23日の試合前練習に梅野が通常通り参加したことも伝えられている。

 ただ、今回の一件を受けネット上には「梅野が離脱したらシャレにならないからどうにか軽症であってほしい」、「本当に軽症ならいいけど、明らかに痛そうな素振り見せてたから今後が不安」、「梅野は先日も途中交代してたし、首脳陣は長期離脱にならないようコンディションに細心の注意を払うべき」、「阪神は控え捕手の勝率悪いから、梅野故障ってなったら今季終了しかねない」といった心配の声が多数寄せられている。

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 「梅野はファールチップが直撃した左ひざにレガースを着用していましたが、それでもかなり険しい表情をしていたので相当な痛みがあったものと思われます。井上ヘッドは軽症を強調していますが、捕手は試合中常に中腰の体勢でプレーするポジションですので、今後の試合で患部に負担がかかり故障に発展する可能性はゼロではないでしょう。また、梅野は18日・ヤクルト戦でも投手が投げたワンバウンドの暴投を右手に受け途中交代していますので、そちらも含めて状態を心配しているファンも少なくないようです。なお、梅野は86試合に先発した昨季(.580)、ここまで22試合全てに先発している今季(.727)ともにスタメン時勝率が5割を大きく超えています。一方、チームの控え捕手である坂本誠志郎(.409/24試合)、原口文仁(.400/10試合)は昨季のスタメン時勝率が5割以下ですので、仮に梅野が離脱となればチームの失速は避けられないかもしれません」(野球ライター)

 22日終了時点で「16勝6敗・勝率.727」とセ・リーグ1位に立っている阪神。全試合スタメンマスクの梅野も開幕スタートダッシュの立役者といえるが、今後も怪我なく先発出場を続けることはできるだろうか。

文 / 柴田雅人

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