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新日本YOHが復帰!いきなりSHOとのタッグでIWGPジュニアタッグ王座に挑戦

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YOH

 新日本プロレスは、4月4日に東京・両国国技館で開催するビッグマッチ『SAKURA GENESIS 2021』で長期欠場を続けていたYOHが復帰すると発表した。YOHはセミファイナルでSHOとのROPPONGI 3Kを結成し、エル・デスペラード&金丸義信の鈴木軍が保持するIWGPジュニアタッグ王座に挑戦する。

 昨年7月から左ヒザの負傷で長期欠場中だったYOHは、3.21宮城・ゼビオアリーナ仙台大会の試合開始前にリングに登場すると、「4月4日、両国で復帰します!前チャンピオンとして、IWGPジュニアタッグへの挑戦を表明します!」と高らかに宣言した。YOHは「いろいろ、いろいろ言いたいことはあるんだけど、とにかく(両手で挟むように左ヒザを2、3回ポンポンと叩いて)ヒザはもう大丈夫なんで。ただ一個だけ……俺自身が、SHOくんと、(ROPPONGI)3Kとして、どこまでできるか、どこまで闘えるか、それを確かめたい。確認したい。今言えるのは、それだけです」とコメント。

 ROPPONGI 3Kは昨年9月、YOHのケガを受けてIWGPジュニアタッグを返上。その直後に新王座決定リーグ戦が4チーム参加で行われ、デスペラード&金丸組がベルトを戴冠。王者組は今年の1.23東京・大田区総合体育館大会で石森太二&エル・ファンタズモ組に奪われるも、2.25東京・後楽園ホール大会で奪還に成功している。

 YOHはリング上で「生まれ変わった3Kに期待してください。ベルト、迎えに行ってきます!」とアピールするも、バックステージでは不安も口にしているように、ブランクが気になるところ。YOHは4.4両国大会の前に開催される3大会には出場せず、いきなりタイトルマッチを迎えることになるが、復帰戦でタイトルマッチ、さらにセミファイナルというシチュエーションの中、どこまで復調ぶりを見せられるか、そこが今回の大きなポイントとなることだろう。

 自身が欠場している間に、ジュニア二冠王に駆け上がったデスペラード、そして百戦錬磨の金丸の牙城を攻略するには、相棒のSHOとのチームプレーにかかっているが、SHOもYOHが欠場してからは、コスチュームも一新し、シングルプレーヤーとして飛躍を続けており、復帰するYOHとの温度差が生じる可能性もないとは言えない。YOHが両国大会以降、どのような立ち位置で闘っていくのかによって、『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.』を控えている新日本ジュニアの争いにも影響を与えるはずだ。

(どら増田)

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