この日の同番組「ショーアップ」のコーナーでは、「コロナで商機 激売れ!駅のハンカチ自販機」と題して、京浜急行線横浜駅のホームに設置されたハンカチの自販機を取り上げた。スタジオでは、板倉朋希テレビ朝日アナウンサーがパネルを使いながら紹介した。それによると、新型コロナウイルスのため撤退した崎陽軒の売り場スペースに昨年10月、当初はマスクの自動販売機の設置が検討されたが、地元の洋品店のアドバイスでハンカチを販売することになったというもの。一枚1,300円のハンカチが、多い時は月に70万円を売上げるという。スタジオには実際に、赤いレースや富士山柄のハンカチなどの商品が並べられていた。
この話題にコメントを求められた金曜レギュラーの長嶋一茂は「ハンカチね、俺使わないんだよね。手洗った時は除菌シートになっちゃう」と発言した。山本アナはこの発言に反応し、「ハンカチ持ってる男性は格好いいですよね。涙拭く?とか渡されたりして。やられることないですけど」と自らハンカチを渡すジェスチャーを交えて妄想気味に発言し、スタジオの笑いを誘った。
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そして、玉川氏は「ハンカチは一茂さん持たないって言ってましたけど、僕もね、持ってはいるんですよ鞄の中に。だけど、コロナ対策的にはアルコールのシュッシュッってやつとウェットティッシュですね」と一茂と同じくハンカチを使わない主義であることを明かした。続けて、「トイレで手を洗った時にハンカチで拭いたら、そのハンカチはべちゃべちゃになっちゃうし、薄いハンカチだとそれポケットに入れるの嫌なんだよね。持ち歩いてるのはタオル地のハンカチですよ」と話した。この意見には、同じく金曜レギュラーの吉永みち子氏も同調し、「男の人のハンカチって意外と汚い」と発言すると、山本アナは夢が壊れると思ったのか、「(ハンカチを渡されたいという発言は)綺麗とか不潔とかっていう話をしてるんじゃなくて、気持ちの話をしたんですよ」と訴えた。
これに対し、玉川氏から「雪乃さんはまず人前で泣くような状況にならないことを考えた方がいいよね」と揶揄されると、山本アナは負けじと「うるさいなぁ」と笑って返していた。しかし、司会の羽鳥慎一アナウンサーから「玉川さん聞こえました?うるさいなの前に一回舌打ちしてますよ」と指摘されると、プロのアナウンサーらしく、「ごめんなさい、よくなかったですね」と話し、「余計なお世話ですよ」と言い直していた。
ハンカチを巡るこのやり取りに対し、ネットでは「みんな現実的すぎて雪乃さんかわいそう」「雪乃さんの扱いが雑」「雪乃さん舌打ちしたくなるよね」と山本アナに好意的なコメントばかりだった。
番組はすっかり趣旨がずれてしまっていたが、ハンカチ自販機の売り上げが好調な理由の一つには、手を洗う事が習慣になった人が増えたためだろう。手を洗うことでさまざまな感染症の予防も期待できる。コロナ禍が収まっても、続けていきたい習慣の一つには違いない。