1月8日に発令された1都3県への緊急事態宣言。政府は今月5日、7日までの期限を2週間延長すると決定した。5日には記者会見が開かれ、菅首相は宣言解除できなかったことを「大変申し訳ない思いであり、心よりお詫びを申し上げます」と謝罪していた。
この会見について坂上は、「なんで再延長せざるを得なかったのかっていうことのお話を聞きたかったわけですよ」と苦言。目標値に達しなかったことについて、「例えば、リモートワーク7割。『こんなのできるわけないじゃん』ってみんな言ってて、結局3割に満たないっていう数字が出てるとするならば、そういったこと一つ一つを検証していって提示してくれれば、『ああ、ここが足りないんだ』とか」と、検証し、情報を提示すれば国民の意識も変わると指摘した。
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また、菅首相の謝罪についても、「総理がわざわざ謝罪をされたわけだけれども、けれども、ここまでくると謝られてもっていう……。もうちょっと何か知恵を授けてくださいなってことなんです」と苦笑いし、「検証データを公にするって、1年前から言われてたことです」とクギを刺していた。
しかし、これまで政府の新型コロナウイルス対策について幾度となく「後手後手」と批判を繰り返してきた坂上。今回の発言に視聴者からは、「やらなければ『後手後手』でやったらやったで文句言うのか」「知恵もなにも、リモートワークや外出自粛の要請に一部の人が応えてないからでは?」「知恵で収束してるならとっくにしてるわ」という批判的な声が多く集まっていた。
長引く緊急事態宣言で経済の悪化も心配されているが、坂上自身はこれまで政府の対応について、「経済が優先」と批判してきた。これまでのそうした発言もあり、今回の政府への苦言にバッシングが集まってしまったようだ。