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ヤクルト移籍の田口、右太もも痛以外にも故障? 予想外のコンディションは開幕投手・小川にも悪影響か

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小川泰弘

 トレード成立後の心理戦が繰り広げられていた。3月4日、東京ドームで行われた巨人と東京ヤクルトのオープン戦は、ペナントレース本番を意識したトラップがいくつも仕掛けられていた。

 高津臣吾監督が頼みとするのは、やはり、エース・小川泰弘のようだ。

 「両球団の間でトレードが成立したことで、ファンも盛り上がっていました」(スポーツ紙記者)

 両球団の間で廣岡大志内野手と田口麗斗投手の交換トレードが発表されたのは、3月1日。奇しくも、この発表直後にオープン戦を予定しており、トレード選手のデビューは古巣対決となった。心憎い演出ではあるが、対決2日目の4日、高津監督は厳しい表情も見せていた。

 >>ヤクルト・高津監督、廣岡トレードは事後報告だった? フロント主導で実現もブルペン陣は渡りに船か<<

 トレード発表直後だが、高津監督は意味シンなコメントも発していた。

 「投げられるのであれば、早く投げてほしい」

 これは、田口への期待を問われた時に出た言葉。廣岡が2連戦に出場したのに対し、田口は試合出場登録もされていない。どうやら、「投げられるのであれば」のコメントは、田口の調整遅れを指していたのだ。

 「田口はキャンプインして早々に右太股を痛め、チームを離脱しています。『軽症、大事を取って』というのが、当時、巨人が発表していた内容ですが」(前出・同)

 ヤクルト関係者によれば、田口がまだ実戦登板できない理由は調整の遅れと、『左手皮膚の炎症』。右太股痛の軽症は本当だったが、炎症の方は“ナゾ”だ。

 「皮膚の炎症について詳しいことは分かりません。でも、田口はブルペン投球を再開させています。炎症は完治していないが、投げられないほどではない。右太股の故障も重なって、調整が遅れている。高津監督は『実戦投入するのはまだ早い』と判断したのでしょう」(球界関係者)

 今回のトレードは沖縄での二次キャンプ中に行われた両球団の練習試合後(2月23日)に交渉が始まった。ヤクルト・小川淳司GMから申込みがあり、交渉の中で田口の名前が出てきたという。当然、小川GMにも調整の遅れは報告されている。「それでも!」と小川GMがラブコールを送って成立に至ったが、

 「高津監督や現場を預かるコーチたちは、田口が実戦登板できるまでに何日くらい掛かるのか、小川GMに確認していました。小川GMは『さほど時間は掛からない』というような答え方でした」(前出・同)

 4日に先発登板した小川泰弘は『開幕投手』が決定している。通常の中6日でいけば、第3節での巨人戦の初戦に登板することになる。これは、巨人の菅野にも当てはまる。

 「4日の小川は二段モーションではなく、最初からセットポジションでした。グラブを構える位置が去年はお腹のあたりですが、今年は胸の前。4番岡本に変化球を続けて投げるなど、今までとは違う配球パターンも見せています。巨人打線は『アレ?』と首を傾げていました」(プロ野球解説者)

 菅野はカーブをテストしていた。菅野と言えば、勝負球はスライダー。今年はカーブの割合を増やすのか、ヤクルト側も考え込んでいた。

 投手と内野手の同一リーグによる交換トレードであったため、両球団は緊急で守備サインを変更している。田口の調整が遅れているため、小川の「負けられない」という負担は軽減されていない。交換トレードの歓迎ムードは上辺だけ、心理戦は始まっていた。(スポーツライター・飯山満)

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