先週の放送で、WWEロウ女子チャンピオンの“女帝”アスカとライバルタッグを結成した“女王”シャーロット・フレアーが介入。ビッグブーツを放つもこれがアスカに誤爆するアクシデントが発生し、最後はナイアが必殺のレッグ・ドロップをアスカにたたき込んでカウント3が入ってしまった。シャーロットは倒れ込んだアスカに手を差し伸べたが、アスカがその手を払うとシャーロットは無言のままリングを後にし2人の関係に亀裂が走ってしまった。
今週はシャーロットがチャンピオンのアスカにPPV「レッスルマニア37」での王座挑戦を表明する事件が発生している。
シャーロットはリングに登場すると「祭典レッスルマニアまで6週間。王者アスカは誰と対戦するの?私はロウ女子王座がほしい。レッスルマニアでアスカと対戦したい」と表明。「アスカは怪我をしたが、強くなって戻ってくるだろう」とアスカの状況を説明すると、そこに対戦相手のWWE女子タッグ王者シェイナとナイア・ジャックスが現れた。
にらみ合いになったシャーロットは、シェイナに殴りかかると試合前から1対2の乱闘となったが、そのまま試合に移行するとフェイスバスターやチョップを決めて攻め込んだ。さらに場外でナイアの攻撃をかわして鉄製ステップにたたきつけると、最後はキリフダクラッチを狙ったシェイナをナチュラル・セレクションで沈めた。シャーロットは王者シェイナを破ってその実力を改めて証明。挑戦する資格を示してみせたのはさすがだ。
2018年、『レッスルマニア』スマックダウン女子王者だったシャーロットに無敗のアスカが挑戦し、シャーロットが防衛に成功しアスカの連勝を止めている。今度は立場が逆になるが、3年前も好勝負だっただけに歴史に残る試合を期待したい。
(どら増田)