「売れっ子俳優への登竜門だけに、今や、若手俳優を抱える各事務所からの売り込みがすごい。とはいえ、やはり主要キャストは大手事務所の所属タレントが有利なので、中堅以下の事務所の俳優は、脇役でも出演のチャンスをものにしたら、いかに個性を出して目立てるかが勝負」(テレ朝関係者)
ライダー出身の俳優たちにとって“反面教師”になりそうなのが、かつてライダーシリーズのキャストを務めた俳優たちのスキャンダル記事。
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発売中の「女性自身」(光文社)によると、TBS系で1987年から88年まで放送されていた「仮面ライダーBLACK」の主演として知られ、ステーキ店のオーナーも務める俳優の倉田てつをが、ファン心理を巧みに利用して金もうけをしていたと報じている。
SNSを通じて倉田と知り合ったという30代の主婦は、倉田の配信ライブを見たところ、出演者に有料ギフトを送る投げ銭を要求され、一度課金したところたびたび連絡がきたという。まるで“脅迫”されるような雰囲気で、結局、1カ月30万円近くを課金し体調を崩してしまったという。
さらに、10年前から定期的にファンとの国内バス旅行を実施しているが、登録なくツアーを募集した場合、旅行業法違反の可能性があるという。
「倉田以前では、80年放送開始の『仮面ライダースーパー1』で主演を務めた俳優の高杉俊介はファンから総額5000万円超の借金をしたあげく、返済を迫るファンをひき殺す寸前だったと15年に報じられた。売れなくなった現状を受け入れられず、主役でチヤホヤされた時代をいつまでも忘れられないと、2人のような哀れな末路を迎えることになる」(芸能記者)
ライダーシリーズの出演者たちは、シリーズ終了後に役者としての真価が問われることを忘れないでほしいものだ。