同作は大河ドラマ60作目。2024年度上期に20年ぶりに刷新される新一万円札の顔としても注目され、「日本資本主義の父」と呼ばれる実業家・渋沢栄一の生き様を描き、吉沢が演じる。
初回視聴率は前作の「麒麟がくる」の初回19.1%を上回り、大河ドラマの初回で20%の大台を超えるのは、13年の綾瀬はるか主演の「八重の桜」の21.4%以来8年ぶり。
裏番組の日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」は14.2%、テレビ朝日系「ポツンと 一軒家」は14.2%で、大河は同時間帯横並びトップとなった。
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また、午後8時9分には「#青天を衝け」がツイッターの国内トレンド1位、午後8時25分には世界トレンド1位を獲得。さらに、Yahoo!!のリアルタイム検索のトレンド上位20位には「徳川家康です」「徳川斉昭」「高島秋帆」「玉木宏」「小林優仁(主人公の子役)」らが入るなど多くの反響を呼び好調なスタートを切った。
「吉沢はサザンオールスターズや福山雅治らと同じ大手芸能事務所・アミューズに所属。NHKはこのところアミューズとかなり蜜月なので、吉沢を抜てきした。局内では『まだ早すぎるのでは』との声もあったようだが、初回の数字では取りあえず、制作サイドの期待に応えることができた。今後、いかに初回に近い数字をキープできるかが制作サイドの腕の見せどころ」(テレビ局関係者)
そこで気になるのが吉沢の評判だ。
「撮影で疲れているのか、最近行われた合同取材会では、あまり受け答えする態度が良くなかったようだ。そういう悪評はすぐに広まってしまうので、事務所はすぐに改めさせるべきだろう」(芸能記者)
今後もいろいろ“課題”が見つかりそうだ。