報道をまとめると、同ドラマは同名人気漫画が原作。恋愛や人付き合いが苦手の天才漫画家・清一郎(鈴木)が、漫画のネタのために気立ては良いが恋愛下手のアラサー女子・あいこに疑似恋愛の仕事を依頼。さまざまな相手と悲喜劇を繰り返すあいこと不器用に交流しながら、心の距離を縮めていく姿を描く。
鈴木は、「こんな王道恋愛ドラマに“自分で良いのだろうか”という気恥ずかしさがありますが、世界中が元気のない時期だからこそ、皆様に毎週楽しみにしていただけるように、全力ですてきなラブコメをお届けいたします」と意気込んでいるという。
「鈴木は18年のNHK大河ドラマ『西郷どん』で主演し、一気に俳優としての格が上がってしまった。そのため、所属事務所は次回作の作品選びに頭を悩ませることになったが、あえて事務所の後輩を盛り立てるために脇役を選んだ」(テレビ局関係者)
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鈴木が大河の次回作に選んだのは、事務所の後輩・竹内涼真が主演した昨年1月期のTBS系ドラマ「テセウスの船」。竹内演じる主人公の父親役を好演し、最終回は20%近い視聴率を獲得。竹内にとっての代表作となった。
「あえてサポートに回り、竹内に自分が培ってきた俳優としてのノウハウを徹底的に注入した。そのことに、竹内も事務所の幹部たちも感謝していたが、『次回はぜひとも主演作』という話になり、『レンアイ漫画家』で民放地上波単独初主演という新たな“冠”が加わることになった」(芸能記者)
放送される木曜午後10時枠は、同じ事務所の深田恭子、石原さとみも主演を務めたものの、視聴率は伸びなかった。鈴木には多大な期待が寄せられているはずだ。