※以下、ネタバレ含む。
第6話は、空(浜辺美波)は創作漫画をきっかけに、自分と碧(菅野美穂)の血液型に疑問を持ち始める。空の行動に気づいた碧は、本当は血が繋がっていないことが空に知られたら「みんな終わりだ」と、パニックに。そんな碧をゴンちゃん(沢村一樹)は優しく受け止めるが――というストーリーが描かれた。
第6話終盤では、血液型検査を受け、親子ではないことを確信し、落ち込む空が描かれたが、視聴者から疑問の声が集まるポイントがあったという。
>>ドラマ『ウチカレ』、「ヤンキー高校生が地方のイオンで見る映画」に批判 問題セリフ多数?<<
「問題となっているのは、碧と顔を合わせたくない空が光(岡田健史)の元へ押しかけるというシーン。家に2人きりという状況に堪えられなくなった光が駅前のネットカフェに避難すると、さらに空も『1人でいたくなかった』と付いてきてしまうという展開が描かれました。その後、狭い個室2人で語り合った後、『今日疲れた。ちと寝る』と宣言すると、空は光の肩に頭を乗せて眠りに。光の戸惑う様子が描かれました。しかし、空と言えば、“オタク”で、これまで彼氏がいなかったという設定。視聴者からは、『オタクにこれは無理でしょ』『彼氏1人もできてない女の子がイケメンの肩に頭乗せて寝る?』『男慣れしててもこの行動は無理だわ』というツッコミが集まってしまいました」(ドラマライター)
また、ツッコミを集めた点はほかにもあったという。
「実は第5話からメインになっているのは、碧と空の血縁問題。タイトルの『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』や、初期の設定は今や見る影もなく、空のオタク要素などはすっかり影を潜めています。さらに、親子の血の繋がりがないネタはこれまでの連ドラで散々こすられてきた設定。視聴者からは、『タイトルから想像出来ない路線にストーリーが変わってる』『血の繋がらない設定にした意味が今のところ全然分からない』『設定多すぎて話が取っ散らかってる』という困惑も聞かれています」(同)
ブレ始めた空のオタク設定。視聴者からの信頼感を失ってしまったようだ。