岡村は「これがホンマに決まって(オファーを)教えられたのは一週間くらい前やったんですよ。紅白に出るっての」と話していた。田中もラジオ番組でオファーが一週間ほど前に来たと話していただけに、実際に急きょ決まったものなのだろう。
生真面目な岡村は「さすがに焦って、とにかく練習あるのみやったけど。練習できるのが(12月)31日の当日しかないわけ。ユーミンさん来てリハーサルやるのが」と話し、実際に会場で合わせられるのは当日だけだったと裏側を話していた。パフォーマンスの歌い出しは岡村が務めるため、とにかく個人で練習を重ねたという。
当日の会場には、ユーミンの夫で音楽プロデューサーの松任谷正隆氏も来ていた。「スモール3」の中でもっとも声が低い岡村は、かねてより正隆氏から「(キーは)もう一つ、二つ上」と指摘されていたが、この日は岡村の緊張を察したのか、「1~2回言われただけ」だった。さらに、ユーミンからも「何があっても私が何とかしますから、安心して歌って下さい」と力強い言葉をもらった。
>>昨年は激動だったナイナイ、2021年は飛躍の年に? 岡村炎上がもたらした好影響<<
午後のリハーサルが終わると、「出番、23時くらいやからそこまでずっと楽屋。見つかったらあかんという。サプライズやから。トイレ行く時も『今、大丈夫ですから』(と確認してもらって)逃げるようにトイレ行って」と厳戒態勢の様子を語った。それでも、田中はフワちゃんに見つかっていたとも岡村は暴露していた。
この出演は、相方の矢部浩之には知らされていなかったようで、当日は格闘技の「RIZIN」を観ていて岡村の出演シーンを見逃したが、夫人の元TBSアナウンサーの青木裕子氏はしっかりとチェックしていたようだ。岡村は「見たら多分わかるわ。俺の顔、めちゃくちゃな顔してたから」と話し、「あんな緊張なかなかない」と思いを語っていた。
これを受け、ネット上では「岡村さんクラスでも緊張するんだな」「これからも『スモール3』であちこち出て欲しい」といった声が聞かれた。