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昨年は激動だったナイナイ、2021年は飛躍の年に? 岡村炎上がもたらした好影響

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ナインティナイン・矢部浩之、岡村隆史

 2020年に最も激動だったお笑い芸人と言えば、ナインティナインが挙げられるだろう。4月に岡村隆史が、深夜ラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送系)内で、女性蔑視とも取れる発言を行い大炎上。相方の矢部浩之が説教に駆け付け、コンビ間に長らく私的な会話がなく、関係がギクシャクしていたと明らかになった。

 その後、矢部が番組に復帰し、『ナインティナインのオールナイトニッポン』(同)が約6年ぶりに再始動。さらに、10月には50歳になった岡村が、30代の一般女性との結婚を発表した。これは相方にも知らされていないサプライズ的なものだった。

 >>ナイナイ、15年ぶりにネタが好評! 若手時代から練っていた“売れるため”の戦略とは<<

 1990年結成のナイナイにとって、2020年は芸歴30周年の記念すべき年であり、そこに激動が加わったことで印象深い年になったと言えるだろう。実質的な解散状態から、一気にコンビ仲が復活した。

 激動だったのは岡村だけではない。矢部も9月に長年MCを務めてきた『やべっちFC〜日本サッカー応援宣言〜』(テレビ朝日系)が終了するも、すぐに動画配信サービス『FOOTBALL PROGRAM やべっちスタジアム』(ダゾーン)での実質的な継続が発表された。

 こうして見ると、岡村、矢部ともに仕事運は上向きのように見える。

 そんな2人に期待される2021年の活躍が、芸人としての原点回帰的な動きではないだろうか。ラジオ番組内では、リスナーから漫才ネタを募集し、既存の芸人のパロディ的なネタを披露している。これは新ネタへ向けての地ならしのようにも見える。実際に1月に行われる番組イベントではネタ披露も予定されている。

 さらに、岡村は2010年に、体調不良で休業する直前には一人芝居の舞台も行う予定だった。今年の2月まで岡村はNHK大河ドラマ『麒麟がくる』へ出演するなど俳優としても活躍しているだけに、こちらについても何かしらの新しい動きに期待したいところだ。

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