警察によると、男は14日朝、佐賀市駅前中央の駐車場で元部下の佐賀市職員の41歳男性を待ち伏せすると、顔を複数回殴り、「着信拒否しとったろうもん。正直言わんぎ殺すぞ」と脅迫する。
その後、元部下の男性が被害届を提出。警察が捜査に乗り出し、暴行と脅迫の疑いで逮捕した。取り調べに対し、男は「暴力を振るったり、殺すぞと言ったりしてない」「逮捕されることに納得できない」と容疑を否認している。
佐賀市によると、この男は人権・同和政策・男女参画課に所属し、同和教育集会所に勤務していたとのこと。3月に早期退職をした後、4月から非常勤で働き、勤務態度に問題はなかったという。
>>43歳男、23歳男性と酒場で口論、翌日呼び出して包丁で刺す 動機は「言葉遣いの悪さに腹がたった」<<
驚きの犯罪に、「着信拒否をされるような男で、しかもそれをすると怒って脅迫する。意味がわからない」「何か不当な要求を41歳の元部下にしていたのではないか。あまりのしつこさに、拒否したのでは。ここまでするのは、何か生活に直結するような事態が潜んでいるとしか思えない」「距離感がおかしい。こういう人間は、上にゴマをすって気にいられ、下を威圧する。こんな人間はどうしても許せない」と憤りの声が相次ぐ。
また、「人権を扱う人間が他人の人権を無視して蔑ろにする。許せない」「差別を利用して私腹を肥やしていたのではないか」という声や、「佐賀市はこんな人間をこれからも働かせるつもりなのか」「人権を扱う部署の人間である以上、他人の尊厳を無視した男を働かせないでもらいたい」という指摘も出た。
どのような理由があっても、他人に暴力を振るい、「殺すぞ」と脅すことは、犯罪である。