マレーシア・クランタン州にある宗教系学校の45歳が、自身が校長を務める学校の女生徒を3年間にわたってレイプしていたと海外ニュースサイト『SAYS』と『New Straits Times』が12月10日に報じた。宗教系学校とは宗教的な理念を軸に、宗教を含めた一般的な知識を教える学校である。今回事件が起きた宗教系学校は日本でいう中等学校に当たる。事件が起きた学校がどの宗教を軸としていたかは明かされていない。
同記事によると、校長は女生徒が当時13歳だった2017年から3年間にわたり、複数回レイプしていたという。具体的な回数は不明だ。校長は学校に教師や生徒がいなくなった時を狙いレイプしていた。なお、校長は結婚しており、3人の子どもがいたそうだ。
女生徒が家族に相談し、警察に通報。校長は犯行を認め、逮捕された。少女は現在、健康に問題がないか調べるため、病院で検査を受けているそうだ。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「校長という立場で生徒に手を出すなんて最低。もう教育現場に戻らないでほしい」「宗教学校の校長として最低。どんな宗教でもレイプは許すわけがない。校長は本当に宗教家なのか」「なぜ女生徒は3年間、誰にも相談しなかったのか。校長に脅されていたのかも」「学校でレイプするということに精神の異常さを感じる。ほかにも被害者がいそう」などの声が挙がっていた。
>>2人の警察官、カップルの彼氏から現金を強奪し彼女はレイプ 恐ろしい事件に戦慄走る<<
海外には、生徒をレイプした校長がほかにもいる。
バングラデシュ・ダッカでイスラム教の宗教系学校の校長が、12人の女生徒をレイプし逮捕されたと海外ニュースサイト『The Edition』が2019年7月に報じた。校長の年齢は明かされていない。
同記事によると、校長は同学校の創始者でもあったという。ある時、校長がレイプした当時10歳の女生徒が、テレビでレイプのニュースを見て「自分も校長に同じことをされた」と母親に言ったという。母親が通報し、警察が捜査を進めると、この女生徒を含め合計12人が校長にレイプされていたことが発覚した。レイプされた女生徒らの年齢は明かされていないが、全員10代だという。
校長は犯行を認め、警察に逮捕された。
レイプ行為は卑劣な犯罪であり、教育に関わる者が罪を犯すことはもってのほかだ。ましてや学校のトップに立つ校長という立場の者がレイプ事件を起こすなどあってはならないだろう。
記事内の引用について
「Headmaster Of Religious School In Kelantan Detained For Allegedly Raping Form 3 Student」(SAYS)より
https://says.com/my/news/headmaster-of-religious-school-in-kelantan-detained-for-allegedly-raping-form-3-student
「Religious school principal in Machang detained on suspicion of raping underage student [NSTTV]」(New Straits Times)より
https://www.nst.com.my/news/crime-courts/2020/12/648397/religious-school-principal-machang-detained-suspicion-raping
「'Possessed' headteacher arrested over child rapes」(The Edition)より
https://edition.mv/world/11369