記事によると、13年に放送された前作に続いてメガヒット作となり、9月27日放送の最終回の視聴人数は約3300万人を記録。
ちまたでは“半沢ロス”を訴える声が多く届き、待望のソフト化が実現。全10話に未公開映像を交えて再構成した、ディレクターズカット版。さらに、スピンオフ企画で吉沢亮が主演した「狙われた半沢直樹のパスワード」(今年1月3日放送)も収録した、ファン必見の豪華な内容。
気になるその価格だが、Blu-rayが3万4320円、DVDが2万7170円(いずれも税込み)とかなり強気な設定。ただ、商品化はそう簡単にはいかなかったようだ。
「突破しなければいけなかった最大の難関は芸能界の実力者でもある堺の所属事務所社長。もともと、デジタル嫌いで知られ、なかなか前作のネット配信をOKしてくれなかったが、今作の放送前にようやく実現。以前よりも頭が柔らかくなったのか、今作に関しては早い段階でのゴーサインが出た。その流れで商品化にもクビをタテに振ったようだ」(TBS関係者)
今作の半沢といえば、主要キャストの1人としてクレジットされていたのが堺と同じ事務所で、同局の情報番組「あさチャン!」のMCを務めている夏目三久アナ。
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結局、ドラマには出演せず、物語の舞台となった銀行とそのグループ会社のイメージキャラとしてCMに出演しているという設定だった。
「いまだに事務所社長の寵愛を受けているのでその厚遇。TBSとしては、『あさチャン!』の視聴率が低迷しているので夏目アナをさっさと降板させたいが、今後も『半沢』の案件で社長におうかがいを立てる必要があるので、夏目アナの処遇が難しい。まだまだ“駆け引き”が続くことになりそうだ」(芸能記者)
かなり厄介な案件のようだ。