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56歳会社員、室蘭線の「行き先標」を盗み逮捕 フリマアプリにも怪しい出品「“盗り鉄”がいるのでは」の声も

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画像はイメージです

 北海道のJR室蘭線で、普通列車の車体から「行き先標」を盗んだとして、56歳会社員の男が逮捕されたことが判明。その行動に驚きが広がっている。

 事件が発生したのは3日午前10時~同11時半過ぎ。苫小牧発東室蘭行きのJR室蘭線普通列車から、側面に掲示されていた縦14センチ、横は60センチの行き先標1枚を盗んだ。

 ​>>撮り鉄に向け「死にますよ。マジで」会津鉄道の注意喚起に絶賛の声「どんな神経してるんでしょうか?」<<​​​

 警察によると、列車が東室蘭駅に到着した際に行き先標がなくなっていることに気が付き、駅員が通報。防犯カメラの映像を確認すると、虎杖浜駅で疑わしい行動をする男を確認したため、室蘭市内で逮捕した。

 警察の取り調べに対し男は「盗みました」と容疑を認めており、今回盗んだものではない行き先標も自宅で所持している可能性が高く、余罪の可能性が高いと見て捜査を進める方針。詳細はまだ分かっていないが、おそらく男は鉄道マニアで、行き先標を集めることに喜びを感じている人物である可能性が高いとみられる。

 理解不能な犯罪に、「鉄道部品が好きで盗む、鉄道の写真が撮影したくて線路侵入。座席を引き裂く、運行を邪魔する。鉄道ファンによる無法行為をいい加減取り締まるべきではないか」「こういう犯罪、多いと聞く。メルカリなどにはどこで手に入れたのかわからないような方向幕があったりして。『盗り鉄』がいるんじゃないか」「こういう犯罪をする客はAIの顔認証で一生自動改札機を開けないような仕組みを作れないか」と憤りの声が上がっている。

 また、鉄道ファンからも「真面目にやっている鉄道ファンが迫害を受ける。こんなのはファンじゃない」「一部の迷惑を掛ける鉄道ファンのせいで肩身が狭い」「本当に迷惑な話だ。良識ある鉄道ファンとして憤りを感じる」と怒りの声が噴出することになった。

 個人的な収集欲を満たしたいといっても鉄道の備品を盗むことは異常であり、犯罪である。

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