問題となっているのは、アメリカ大統領選挙の速報を伝えていた際の一幕。13時前頃、ユタ州でのトランプ大統領の勝利が確実になったが、この速報が入ってくると、坂上は苦々しい顔を「うわあ……」とポツリ。それからすぐに後ろに映されたモニターを指さし、「でも、これ一つ一つで一喜一憂しないで。言ったらまあ、(選挙人は)6ですからね」とそれほど多くないと指摘した。
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しかし、その直後、ニューハンプシャー州でバイデン前副大統領の勝利が確実になったという速報が入ってくると、坂上は大声で「よしっ!!」と叫び、ガッツポーズ。スタジオからはワンテンポ遅れて笑い声が集まったが、坂上はドヤ顔を見せながら「よし! よし!」と連呼した。さらにまたすぐにニューメキシコ州でのバイデン氏の勝利の速報が入ってくると、「おっよし!」と再びガッツポーズで大喜び。進行の伊藤利尋アナウンサーは、「おそらく、いまアメリカ国内もこんな感じだと思います。アメリカ国内もテレビ見ながら、有権者はこんな空気なのかなと思います」と話していた。
坂上のこの言動に対し、視聴者からは「いくらなんでも露骨すぎる…」「偏向報道が過ぎる」「バイデン氏を推すのは自由だけど、番組であからさまに態度に出すのはみっともない」といった批判の声が殺到している。
これまでもたびたびバイデン氏寄り、トランプ大統領下げの発言をし、視聴者を困惑させてきた坂上。より露骨となった今回の発言に、多くの視聴者が違和感を覚えたようだ。