この日番組では、来月3日に投開票日を迎えるアメリカ大統領選について特集。特集では、トランプ大統領とバイデン元副大統領のテレビでの最終討論会が行われたことも取り上げ、ただでさえ過激な二人の言葉遣いがより激しくなっていたことも紹介した。その中で取り上げたひとつが、トランプ大統領が自身の新型コロナウイルス感染について語った一幕。トランプ大統領は新型コロナについて、「We’re learning to live with it. We have no choice. We can’t lock ourselves up in a basement like Joe does」と語ったとし、番組ではテロップと吹き替えで「ウイルスと共存しなければならない。こいつみたいに地下室に住んでいられない」と訳していた。
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スタジオでは今回の討論について、解説として出演していたテレビプロデューサーのデーブ・スペクターが「トランプ大統領は非常に行儀よく見えた」と前回に比べ討論らしい討論になったと評価していたが、これに対し坂上は「行儀いいって言っても、『コイツ』って言ってましたよね!」と指摘。伊藤利尋アナウンサーは坂上の発言に対し、「ニュアンスとしては言ってましたよね」とフォローしていた。
しかし、この発言に視聴者からは「ただの翻訳じゃん」「番組がそう訳しただけなのにどういう情報操作?」「『you』を『コイツ』って訳したのは番組でしょ?それで口が悪いって責めるのはおかしい」といった困惑の声が上がっている。
「これまで番組ではたびたび大統領選について取り上げていますが、坂上は終始トランプ大統領に対し当たりの強い発言を繰り返し、物議を醸しています。しかし、この日は元大阪府知事の橋下徹氏が出演。番組の“トランプ下げ”の雰囲気に対し、『日本の政治家が言ったら支持率は0になるけど、これがアメリカ人の感覚』『トランプ大統領は確かに嫌われるけど、裏表がない』と反論し、視聴者からは『坂上に異を唱える人がいるとほっとする』という声もありました」(芸能ライター)
単なる翻訳をトランプ大統領自身の口の悪さとつなげてしまった坂上。視聴者からまた多くの呆れ声を集めてしまった。