問題となっているのは、下地市長が24日夜にツイッターにアップした写真。この日、市長は東京を訪れていたが、「明日の羽田→下地島初便を控えて、スカイマークの佐山会長 投資家の林氏、ユーグレナの出雲社長、そして宮古島の事業グループ創業者のダグ氏と就航記念前夜祭を行いました」などとつづられたそのツイートには、市長を含めた出席者がマスクをせず、密接した状態で写っている写真が披露されていた。
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しかし、このツイートに対し島民を中心に「信じられない」「市民には自粛呼びかけて不便な生活を強いてるのに、権力者は資本家は好き勝手?」「密でマスクなしですか?」といった批判が集まっている。
実は、18日から21日に掛けて先島地方を視察していた自民党会派の沖縄県議団の間で新型コロナウイルスの感染が広がり、クラスターに。26日朝時点で12人の感染者が報告されている。県議団は与那国町と石垣市、宮古島市を視察し、首長や地元議員らと懇親会を開催。下地市長はツイッターで県議団と意見交換をしたことを報告していたものの、クラスター発生報告後、懇親会には出席していなかったことを告白。23日に投稿したツイートの中で「最大警戒中の宮古島市内で20名以上のメンバーが参加をして懇談会がもたれたことについては大変残念に思っております。宮古島市民の皆様には心よりお詫びを申し上げると共に、二度とこのようなことが起きないよう、再発防止を徹底指導していく所存でございます」と謝罪していた。
しかし、謝罪があったのにも関わらず、今回三密に見える環境で会食を持っていたことに対し、「あの謝罪はなんだったの?」「県議団の懇親会が問題になってる最中なのに…」「あまりにも無責任」という指摘も集まっている。
下地市長はPCR検査で陰性となっているものの、現在濃厚接触者として認定されている。PCR検査の精度が高くないことは周知の事実でもあることから、さまざまな疑問の声を集めてしまったようだ。
記事内の引用について
下地敏彦市長公式ツイッターより https://twitter.com/mayormiyakojima