大村知事は、幼少期に犬に顔を噛まれ、大きな傷を負い、それが原因でいじめを受けたと伝えられている。
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高須氏はそのエピソードに疑問を示し、10月21日のツイッターで「それはウソです。三河の人たちは顔を犬に噛まれた人を哀れみます。決していじめたりしません」とツイート。さらに、一般ユーザーからの疑問に答える形で「犬の咬傷はほとんどわからないくらいきれいにできます」と書き込んだ。これは、現役の医師としての立場からの意見とも言えるだろうが、その前の「三河人といじめ」に関しては、個人の雑感ともいえる。
これに対しては「この一方的な決めつけはさすがにひどすぎるのでは」「三河人である大村知事をボロクソに貶しておいて、都合のいい時だけ三河人は全員聖人みたいに言うの醜悪すぎません?」といった疑問の声が相次いだ。映画評論家の町山智浩氏も同日のツイッターで、一連の書き込みを「医者として失格ではないでしょうか?」と厳しく批判した。
高須氏は一般ユーザーのリプライに返信するなど、積極的にコミュニケーションを取ることで知られる。そこでは当然ながら言葉が過激になったり、揶揄的なやりとりになることも少なくない。それこそ高須氏の魅力ではあるのだろうが、今回は物議となってしまったようだ。センシティブな話題とも言える、大村知事の顔の傷に関しても、言葉を選ぶ必要はあったのではないだろうか。
記事内の引用について
高須克弥氏のツイッターより https://twitter.com/katsuyatakasu
町山智浩氏のツイッターより https://twitter.com/TomoMachi