>><実録! 不倫カップルの顛末>若い男の逞しい肉体に溺れた果てに…<<
「私が大学2年生の時、会社経営者のK介と知り合いました。不倫と分かっていましたが、付き合うように。ある時、彼がよく訪れるという温泉地に連れて行ってもらったんですね。電車を降り、ホームを歩いていると、ツカツカと女が近付いてきました。彼が明らかに動揺しているので、奥さんかな…と思ったんですが、どうも様子が違いました。女は、“ふ~ん”と言って、その場を去っていきました。
ホテルに着いて話を聞くと、前の会社の同僚だと。かつての不倫相手だと言うんです。“もう別れている”と言うんですが、私は違うと思いました。その女に対して、ライバル心のようなものが燃え上がってきました」
恐らく女は、彼が温泉に行くことを知り、あえて同じチケットを取り、姿だけ見せて牽制したのだと、紗耶香さんは推測したそう。それから2人はお互いの存在を意識し合うようになった。
「その女が私のインスタの投稿に対して、“いいね”なんて押してくるので、私も押し返してやりました。一番ムカついたのが、向こうが温泉の写真を投稿していた時です。彼に連れて行ってもらった温泉です。自分も行ったんだとアピールしたかったんでしょう。“楽しかったな”なんてコメントを添えていました。
何かやり返さないと気が済まなかった私は、ある行動を取りました。女は不動産会社に勤めていて、そこにはホームページがあり、不倫をしていると匿名でメールしてやったんです。すると、しばらくして、女からDMが届きました。会って話がしたいと言ってきたんです」
若く血気盛んだった紗耶香さんは、引く意思はまったくなかったそう。そして、直接対決の日を迎えることになる。
文/恋愛ライター・塚田牧夫
写真/neverbutterfly