同コンビの高岸宏行と前田裕太は、ともに高校野球の強豪校である愛媛・済美高校の野球部出身。高岸は投手としてプロから声がかかったこともあるが、故障のため断念したという芸能人とは思えない経歴を持つ。
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各メディアによると、打席に打者は立たず、高岸がマウンドに立ち、前田がキャッチャーミットを構えた。
マウンドに立った高岸は、初の始球式に感極まって思わず大泣き。「目標は170キロです。やればできる!」と宣言し投球すると138キロを計測。前田が構えたミットに収まった。
終了後、高岸は、「泣いちゃって、力が抜けました。両ベンチにスターがいる中だったのでしびれました」とうれしそう。「今の僕のフルパワーは出せた。自分自身の伸びしろに期待しています」と前向きだった。
「高岸はかなり悔しかったはず。というのも、高校時代は球速が147キロだったのが、芸能界入りしてから150キロに到達。昨年11月、巨人のファンイベントで投げたところ、軟式球にもかかわらず149キロを記録し、選手やファンの度肝を抜いた」(芸能記者)
ティモンディと同日、横浜スタジアムで行われたDeNA対中日戦では歌手で女優の大原櫻子が、千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催されたロッテ対西武戦では、歌手の鈴木愛理がそれぞれ登板。ともにバウンドした球がミットに収まり観客や両軍から大きな拍手を浴びた。
「現在、芸能人の始球式で最速は昨年、俳優の間宮祥太朗が記録した139キロ。ほかにも、130キロを超える芸能人が増えているが、そうなると、試合前の打者を立たせるのは死球の可能性を考えると非常に危険。今後、速い球を投げそうな男性芸能人の場合、ティモンディのように打者なしでの始球式になりそうだ」(プロ野球担当記者)
それを逆手にとって、芸能人vsプロのガチンコ勝負をすれば盛り上がりそうだ。