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KOC優勝のジャルジャル、隠れた苦労人だった?

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ジャルジャル・後藤淳平、福徳秀介

 9月26日放送の『キングオブコント』(TBS系)で、ジャルジャルが優勝した。この番組には、2008年の第1回から13年連続で出場しており、4回目の決勝進出で悲願のチャンピオンを獲得した。

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 ジャルジャルは、吉本興業の芸人養成所である大阪校の25期生出身。同期には2016年M-1グランプリ覇者の銀シャリなどがいる。若手時代から露出が多く、『めちゃ×2イケてるっ!』(フジテレビ系)の新レギュラーに抜擢されるなど、順風満帆なイメージが強い。ただ、隠れた苦労人でもある。ジャルジャルを苦しめたのは、シュールなネタから連想される「トガっている」イメージだった。

 『しくじり先生俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)出演時には、「ジャルジャルってこういうのやらないでしょ」という言葉が、自分たちのポジションや可能性を狭めていったことを話している。
 例えば、若手芸人ならば積極的にやりそうな、体を張る企画やヨゴレネタも、本人たちは全然OKだったにも関わらず、周囲のイメージから、そういう仕事が来なかったという。当然、ひな壇芸人としてイジられ役を担うこともない。最終的に、そうしたスタンスが、一部のお笑いファンからは「生意気」だとしてアンチを生み出してしまった。言わば、全てが悪循環に陥っていったと言えるだろう。

 さらに彼らは、新聞や雑誌のインタビューでは、常に適当な嘘をついていた。これは本人としては軽いノリや冗談のつもりだったようだが、そのことが「めちゃイケ」で共演し、先輩芸人でもあるナインティナインの岡村隆史から「人を小馬鹿にしている」と苦言を呈されることもあったという。

 ジャルジャルはこのように、良かれと思ってやっていることが、悪い方向に解釈されてしまって来たと言える。例えば、コントの衣装でも黒いTシャツにジーンズが定番スタイルだったが、これは単に着替えるのが面倒くさかっただけのようだが、「あえてトガッている」と解釈されてしまうこともあった。

 王道番組とも言えるKOCで優勝を果たしたことで、これまでの無数の誤解を跳ね返す人気獲得と活躍に期待したいところだ。

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