この日は丸の内のオフィス街の街頭で、街行くサラリーマンを前に漫才を行ったジャルジャル。イベントを終えると囲み取材に応じ、ラグビー部として活躍した高校時代を懐かしそうに回顧。福徳秀介は「こう見えて現役の時は今より3キロ重かった」と述べ、「僕はバックスでした。簡単に言うとボール持って走る方でした」と嬉しそうに話す。
相方の後藤淳平も「がりがりラガーマンだったんです」と照れくさそうに当時を振り返り、「大学、社会人とレベルが上がっていくんですけど、僕らついていくことができたのは高校まででした」とコメント。「ラグビーやっていたもんはずっと仲がいいんです。僕らもそうです」とラグビーへの思いを口にした。
福徳は「冷静に考えてラガーマンは身長190センチ体重100キロ。そんな人が100メートルを12秒で走ったりするんです。すごいレベルのスポーツなんです。ラガーマンが運動能力が一番高いとも言われていますけど、それも一理あります」とラグビーの魅力を熱弁。
日本で開催のラグビーワールドカップについては、注目選手はあえて挙げず。「芸人をやっていてM−1とか、注目選手で名前が挙がらないと寂しい。ここで、注目選手は挙げにくい」とその理由を述べ、優勝予想についても「大会前に、どこまで行けそうですかとかよく言われるんですけど、優勝できますかとか言われると夜眠れなくなったりするんです。だから、テレビの前では優勝とかうかつに言えない」と言葉を濁していた。
(取材・文:名鹿祥史)