この日の『林修のニッポンドリル』は「朝から朝までナゾ調査SP」と題して、スカイツリーの立ち入り禁止区域など知られざる東京の謎スポットに潜入する企画が放送された。
潜入したのはティモンディ高岸とANZEN漫才のみやぞんの超肉体派タッグだったのだが、ネットではこのタッグに称賛の声が相次いだという。
みやぞんは2017年以降、天真爛漫な肉体派芸人としてバラエティ番組で大ブレイク。以来、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)をはじめとするロケ企画を中心に常に物おじしない姿勢が評価され、人気者となった。
一方、高岸は近年「第二のみやぞん」とも呼ばれ、かつてはプロ野球界からもスカウトを受けたこともある体力自慢の若手芸人。みやぞんと同じく「天然ボケ」を武器にしている。
そんな「天然ボケ」の2人がタッグを組むことになったのだから、その内容は推して知るべし。2人の掛け合いがハチャメチャすぎるとして、完全に視聴者が置いてけぼりにされる内容となった。
移動車の中で2人は「将来の夢」などたわいのない話を繰り広げていたが、みやぞんは「昨日より今日や明日をいい日にする」という目標を高岸に明かしたところ「なるほど!脱皮ですね!いいアナコンダになれますよ」という、とんちんかんな返しを見せた。肝心のスカイツリーでの調査でも、高岸はなぜか外国人に声をかけ、謎の英語で質問。するとみやぞんが「それ日本語でも分からないから!」と珍しくツッコミを入れる一幕もあった。
この光景に、林修らスタジオからもどよめきが起こったほか、ネットでも「みやぞんが突っ込むって相当な天然なんだな……」「みやぞんよりもヤバイ人なのか」「今日の放送はみやぞんが普通に見える」との声が相次いだ。
その後も、高岸は大声を出すなど場を盛り上げることはするものの、聞き取り調査には全く立たず、みやぞんが率先して現場を回すなど、視聴者にとっては物珍しいシーンが多数放送された。
ティモンディ高岸は平成4年生まれの27歳。みやぞんは昭和60年生まれの34歳だ。世代交代も近いとされている「天然ボケ枠」。みやぞんは高岸の登場によりシッカリ者に「脱皮」するのかもしれない……?