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第13話では、『幸村・上杉法律事務所』から数週間で8人のパートナーや6人のアソシエイト、11人のパラリーガルが辞めるという危機的状況に追い込まれる展開に。一方、大輔(中島裕翔)は、甲斐(織田裕二)が雇った元検察官の藤嶋(上白石萌音)に、入所していきなり個室が与えられたことが納得できずにいて――というストーリーだった。
シーズン1の最終回で新人検事として登場していた上白石演じる藤嶋だが、第11話の再登場後、検事を辞めてファームに加わることに。レギュラーキャスト化となったが、実は視聴者の前評判はさほどいいものではなかったという。
「レギュラーキャストとなることについて、上白石本人の好感度がさほど高くないことから視聴者の困惑を呼んでいましたが、ほかにも聞かれていたのは『世界観に合わない』という指摘。本作でメインキャストとなっている女性陣は、今なお美しさをキープし続けている鈴木保奈美や、圧倒的なスタイルと美しさを持つ中村アンや新木優子。上白石はどちらかと言うとかわいい容姿ですが、ほかのキャストと比べても身長が高いとはいえず、スタイルもそこそこ。どうしても見劣りすることは避けられず、『この3人の中に入ると思うと微妙…』『キャリアウーマン感が全然ない』といった苦言が出てしまっていました」(ドラマライター)
しかし、今話では独自のキャラで前評判をいい意味で裏切ったという。
「藤嶋はファーム入所早々に個室を与えられていましたが、そんな藤嶋に早々に目をつけたのが蟹江(小手伸也)。蟹江が藤嶋の個室に侵入し、デスクで爪の甘皮を処理しながら自分に従うよう圧をかけると、今度は藤嶋が蟹江に頼るふりをし、蟹江に嘘の裁判日程を教えてだます作戦に。すると仕返しに蟹江が藤嶋のファイルを、自身と有名音楽家を合成した写真が詰まったファイルにすり替え、法廷で恥をかかせる作戦に出た。最終的には藤嶋が蟹江を陥れ、裁判所の金属探知機に引っかけ、公務執行妨害で逮捕させるという荒業に出ていましたが、視聴者からは、『なんだこのトムとジェリー!』『このふたりのバトルが本筋と関係なく面白すぎる』『このバトルずっとやっててほしい』という声が。思わぬ反響を集めていました」(同)
優秀な元検事の蟹江とのバトルに、作品ファンは大喜びだったようだ。