番組では、出演者が竹内さんへの想いをそれぞれ吐露したりなどしていたが、竹内さんと多くの作品で共演経験のある俳優の石黒賢は「誤解を恐れず申し上げると、なかなか、我々みたいな仕事をしている人は、病院に行きづらい、行きにくいという面もあって」と注目されやすい職業ゆえに、心を病んでも簡単に病院に行きにくいと明かし、芸能人特有の悩みを気楽に打ち明けられるカウンセリングなどのシステムづくりを希望していた。
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そんな中、MCの小倉智昭キャスターが「露出度が高くなって有名になればなるほど生活はしづらくなってくる面もあると思うんです。そこにきて、今のコロナ禍というと二重の苦しみになってしまうので、かなり参っている人はいると思いますよね」と言いつつ、サンケイスポーツ文化報道部長の山下伸基氏に話を振ると、山下氏は「竹内さん自身は、最近の雑誌のインタビューで、コロナ禍とステイホームの期間中が重なっている時に、『家族と向き合う人生を大事にしなければならない』という前向きな言葉を述べていたんですね」と竹内さんの家族想いの一面を紹介。しかし、「コロナ禍で心が沈んでいたということ、それと産後が重なってたことがあるかも分かりませんが、奮い立たせるような言葉を雑誌のインタビューで言っていたので、家族がもっと気付いてあげていればよかったのかなとも思ってしまいます」と指摘していた。
しかし、山下氏のこの発言について視聴者からは、「なんで残された家族を傷つける?」「妻を、母を亡くして何も考えられない家族に対する言葉としてひどすぎる」「家族はまさにそう思っていて自分たちを責めているかもしれないのに、赤の他人が言うべきではない」という批判が殺到する事態となっている。
竹内さんの死をもっとも悲しみ、傷ついている家族に対する無神経な発言に、多くの人が不快感を訴えていた。
厚生労働省、各都道府県では悩みを抱えた人の相談窓口を設けている。詳細はこちらから。
・厚生労働省 相談先一覧
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/soudan_info.html
・いのち支える相談窓口一覧(都道府県・政令指定都市別の相談窓口一覧)
https://jssc.ncnp.go.jp/soudan.php