日本に住む全ての人を対象に実施されている国勢調査。国勢調査の回答は義務となっており、調査から得られたデータは、少子高齢化や防災、雇用の対策のためや、将来人口の推計や人口分析などにも使われる。
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しかし、この国勢調査について冒頭で小倉キャスターは、「5年間に1度国勢調査ってあるじゃないですか。その都度、面倒くせえな、って。役に立ってるのかなって思いますよね」と苦笑いを浮かべながら発言。さらに、伊藤利尋アナウンサーからデータの使い道についての説明を受けても、「(回答を)書いていくうちに『うるせーバカやろう』って気持ちになるのは何故なんだろうかね? 余計なお世話って気持ちになっちゃう」とネガティブな発言を繰り返していた。
さらに、小倉キャスターは、解説としてリモート出演していた若狭勝弁護士に、「これ、嘘っぱちを書いたら法に触れるんですかね?」と質問する場面も。これについては伊藤アナが、法律で回答は義務とされており、拒否した場合や虚偽の回答をした場合、50万円以下の罰金という罰則が規定されていると説明。しかし、若狭弁護士が「ただ、実際これで処罰されることはまずない」と、これまで罰金の適用例がないと話すと、小倉キャスターは「これ正直に答えて……。私の場合、自営業、焼き肉屋って書いたらどうなるんですかね?」と再び質問し、伊藤アナに「それも正しいですけど、メインの仕事はテレビでしょ!」と強くツッコまれていた。
この一連の小倉キャスターの発言に視聴者からは、「推奨するはずのテレビがなんでネガキャンしてるの?」「なんでそんなに嘘書きたがるんだ…」「国民の義務なのにテレビが面倒くさいとか言うと、それに同調する視聴者も出かねない」といった批判が集まっていた。
一国民目線の軽い愚痴のようだったが、ワイドショーMCという立場からの発言としては相応しいものではないと多くの人が感じたようだった。